ストライク さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
可哀想なナナ
原作:漫画 未読
感想
なんの前情報なしで観たので、終盤までは 何の罪悪感なしに人殺しするナナに感情移入することもできず、なんだかな~で 平凡評価でした。
能力者を推定殺害人数とか何の根拠もない予想だけで、上の命令で人殺しをするナナに感情移入できるはずもなく どうして面白く観れるでしょう?
推定殺害人数もそうだけど、携帯でこちらからは上の者に繋がらないとか
なんでナナは疑問に思わないの?
なんで怪しまないの?と疑うレベル。
設定ガバガバというか、ご都合主義というか。。。
ちょっと意味わかんないです。
なので終盤までは、無能力者のナナが、頭使ってどう能力者を殺すか?
どうやって不死身のキョウヤから疑惑の目を逃れるのか?
といった、2流作品の 頭脳戦やトリック&ミステリーのサスペンスものとして観てました。
だけど、終盤でナナの過去が明らかになると、ナナの印象が変わりました。
あの生い立ちで、あの環境で育てば ああなるのも仕方ないのかなぁっと。
そんなナナを唯一100%信頼し、ナナの初めての友達にもなった、天使のようなミチルのおかげで、やっとナナの心に変調の兆しが表れ、徐々に正気?というか 人の心を取り戻すみたいな、改善がみられた矢先、瀕死のナナを自分の命と引き換えに助けた心優しいミチルの退場は、胸が痛くなりました。
てか、めっちゃショック。
これでやっとナナに感情移入できるかな~ってところでまさかのぶつ切りED。
そりゃないよ!
やっと面白くなってきて これから!ってところで終わるなんてひど過ぎます!
ああもう モヤモヤする モヤモヤする!
こんなんで終わられたら視聴者がどう思うか?考えてアニメ化して欲しいですわ。
原作に追いついてきたんですかね?
はぁ...販促作品め!
恨めしや。
最後に
1話?であっさり退場した「能力の無効化」の中島ナナオ
序盤のうちは、きっと終盤でひょっこり生きて再登場し、ナナを窮地に追い込むものだと思ってましたw
全然当てが外れてた(苦笑)