タック二階堂 さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
転生したら、ありふれた蜘蛛でサバイバルに極振りしたいと思います。
詳細は公式でも。
なろう発のライトノベルが原作で、累計発行部数300万部を突破した人気作品のアニメ化。
JKだった主人公が、何だかよくわからない魔法の爆発によって先生はじめ生徒全員とともに死んじゃって、異世界転生したら蜘蛛でしたというお話。まあ、なろう特有の荒唐無稽な異世界転生モノという感じです。
JKが異世界転生するのは「私、能力は平均値でって言ったよね!」というアニメがありましたし、転生したら人間じゃないものになったというのは「転生したらスライムだった件」的な感じ。
=====初回視聴後、所感です。
{netabare}
初回を観る限りだと、「転スラ」まんまのナビゲーターによるスキル獲得解説。「ありふれた職業で世界最強」まんまのクラス全員で異世界転生しながら、ストーリーを分断するようにクラスメイトのエピソードを入れる。「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」まんまの魔物を食ってスキルゲットと、すべて「なろう」作品のアイデアを、ちょっとずつ「つまみ食い」しているような設定と展開でガッカリしました。
しかも、作者の方は「転スラ」をオマージュしたことを公言しているそうで……。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/595431/blogkey/1578008/
「転スラを読んだから蜘蛛が生まれたと言っても過言ではない」って言っちゃってますもんね。だとしても、まんまってのはどうなの? だったら「転スラ」観ますよ、2期始まるんだもん。そもそも「転スラ」自体、たいして面白くな……ごほんげふん。
ていうか、死んで異世界に転生すると、なぜゲームのようなレベルとかパラメータが出てくるのか謎。じゃあ何? 貴族とか王族に転生した同級生たちも、レベル上げしなきゃならないの? 世界観がぐっちゃぐちゃでしょ。
原作を読んでいないので、あくまでアニメの初回を観て感じたことを記しています。制作はミルパンセという、以前「コップクラフト」という作画が微妙だった作品を手掛けた会社が担当しているのも懸念材料。ということを忘れて初回を観たとき、塗りの感じが「コップクラフト」っぽいなあと思い出しました。
これ、連続2クール放送で大丈夫なのかなって不安はあります。前評判は非常に高いし、主人公の声優を実力派の悠木碧さんが演じるということもあって、ちょっと期待していたんですが、初回を観る限り大きく外された印象。言いたくはないのですが、所詮「なろう」ってことになりやしないか危惧するところではあります。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
原作の評判が高いので、しばらくは我慢するつもりですが、いかんせん面白くない……。
蜘蛛パートは1話と同じことを延々とやってる。そして、やってることは「転スラ」と同じ。
次で判断しようかな……。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
うえーん、うえーん。
ちっとも面白くないよー。・゜・(ノД`)・゜・。
ははは、転スラとありふれた職業の次は、無職転生の引用ですか。水の玉を飛ばす訓練って、見たばかりだよそれ。
本当にこれ、面白くなるの?
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
いやもう、さすがに限界です。
なんたって、1話まるまる使って、猿とのバトルだもの。話が進まねえ進まねえ。
ただただ魔物とバトルして、勝ってレベル上がってという「転スラ」が1話でやったことを4話使ってやってますもんね。いくら連続2クールとは言え、さすがに飽きますよ。
ここらで離脱します。お好きな方にはごめんなさい。
{/netabare}