まにわに さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
スパイウェアありき
{netabare}そうなっているとわかっているが、なぜそうなっているのかわかっていないのが言葉の機能。
現実の出来事だが、知ろうとしないのが虐殺。
これらを同源とし、器官といっても体内にある必要はないから、作中のように情報媒体が発達すれば、こういうことも現実に起こりうる、部分的にすでに起こっていると思える内容にはなっている。
が、見たいものしか見ない、と言い出したあたりから様子が変わってきたように思う。
どちらかというと社会派、誰がどう表現するかで出来事の意味が変わってくる、歴史でよく言われるようなテーマ性。
どうせなら、人間の言語能力が実質そのように機能するリアリティのSFで見たかった。
さらに言うと、せっかくなのだからこのテーマでもっと楽しい話が見たかった。
(ここの感想を見て思ったのだが、器官を設定しての、人は見たいものしか見ない、が本題なの?){/netabare}