シボ さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
舞台は北海道からさらに北へ
1期、2期に続いての視聴です。
鍵を握るアシㇼパさんを中心とした金塊争奪戦の続きの話なので
順番に観ないと訳が分からないと思います。
私も2期のラストの内容がうろ覚えだったので3期序盤は
公式のホームページで内容を確認しながらの視聴でした。
樺太を舞台にはぐれたアシㇼパさん組(キロランケ、尾形、白石)
と追いかける杉元組(谷垣、月島、鯉登)の双方を交互に描いています。
3期はそれまで終始ナイスコンビだった杉元とアシㇼパさんが
別れてしまって2人の掛け合いがないせいもあるのか若干シリアスな感じでストーリーが展開します。
といっても今回も新たなクセの強い男(女もか・・)が登場もあり
変体感満載で笑いどころもいっぱいです。
スチェンカ編で出てきた岩息の半端ない強さと変態っぷり。
美人の革命家との触れ込みだった監獄にいたソフィアの女ゴリラっぷり
とか相変わらずキャラが振り切れてますね~。
リビングで視聴してると、「うんこ」とか「ボッキ」とか叫ぶ声や
ロシア語が飛び交うセリフに妻や娘からは
あんたはいったい何を観てるの?って視線を向けられました(汗)
変態シーンは相変わらずなんですけど、
主要人物の過去についてはしっかり真面目に描かれてて、
ここに至るまでの想いが伝わって、よりキャラを魅力的に感じます。
特にロシア皇帝暗殺を謀ったキロランケ、ウイルク、ソフィア達と
諜報活動をしていた鶴見中将が繋がったシーンとかは衝撃だったし
現在まで続く因縁に痺れました!
それにしても鶴見中将は今回出番ほとんどないけど存在感はやっぱり
凄いですね~。
3期終盤でようやく別行動だったアシㇼパ組に杉元組が追い付きます。
氷塊に飲み込まれそうだった白石の手を掴む杉元!
出来過ぎだよ~って思いつつも やっとキタ~~!!ってなったし、
その後の杉元とアシㇼパさんの再開はめっちゃ感動でした。
(本当に感動してるところをオシッコ落ちで締めてくれるのは
この作品らしさってことで間違いないですね)
負傷しつつも逃げた尾形はやっぱり存在感凄いですね。
後で娘から聞いたのですけど、尾形はねんどろいどのフィギュアにも
なっているみたいで結構人気あるようです。
画像調べて観たら、蝶を追いかけたり、チチタプする尾形の
バージョンがあって笑っちゃいました。
キロランケは死んでしまったけど杉元とアシㇼパさんコンビが
復活したラスト。
やっぱりこの2人の掛け合いが魅力的だった作品だと思うし、2人の
これからの旅、まだまだ終わりそうにない金塊争奪戦の行方に期待せずにはいられません。