木村天祐 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
未知の敵ピラーと空戦
凡作でしたね。
見た目レシプロ機の英霊機とかいうのに乗って戦うワルキューレって少女たちと現代空軍が、未知の敵 ピラーと戦う話です。
人類は負けてて、いきなりオーディンって神が力を貸すとか申し出て、少女からワルキューレを選定、戦争継続って流れを1話冒頭でさらっと流します。
リゼロ原作者の長月達平がアニメ初脚本・シリーズ構成するっていうから信者界隈で話題になってた作品ですね。
前日譚のラノベが出てるらしく、アニメ本編にもその時の死人がちょろっと出てきます。
まず、特筆することはキャラの見た目が可愛いことですね。
あとは、脚本の出来ですが、ガヴァガヴァなところが散見します。北欧神話やオーディンを知らなかったり(北欧神話は存在するらしい一体どっちなんだ)、味方を助けると言って飛び出した3機の飛行機がいたんですが飛行機に乗って敵の中どうやって助けて帰ってくるんだみたいなシーンがあったり(自力で帰ってきた味方が1機、3機は死にました。-2です。味方は自分の飛行機で帰ってきたから自力で戻れたのでは?無駄死に...)、ラスボスの動機もなんで今になって騒いでるのといった感じでガヴァガヴァのガヴァ。他にもいろいろありましたね。
やりたいシーンだけやりたかったといえば聞こえはいいんですが、なんだかなぁ。
あと、なんでレシプロ機に乗せたのか、これがわからない。空軍のモブたちは現代の戦闘機乗ってるし、ラスボスはロボットみたいな戦闘機乗ってました(一見してリューナイトみたいなロボットのような戦闘機)。英霊機ってのは見た目だけレシプロ機で性能は現代機を遥かに上回る設定だったので、別に何でもよかったのでは?操縦とか細かい描写もなかったし、空戦もしょぼい、レシプロ機である意味は全くなかったですね。期待した人はガッカリだと思います。(俺個人としては、早くコトブキ飛行隊を超えるレシプロ機アニメが出てほしいと期待してたんですがね)
制作がA-1 Picturesだったので期待してたんですが、作画も並でした。
信者の方は、初脚本なら及第点とか甘いこと言うかもしれませんが、それ長月以外の人には同じこと言わないですよね。なので私ははっきり言います。かわいい子が出るだけの駄作気味の凡作でした。
私は見ても見なくてもいい作品だと思いますので、そこまでおすすめしないアニメです。