シボ さんの感想・評価
3.9
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
OPはドラマティックな雰囲気なのに
公式ホームページでのTOPでの紹介
「Angel Beats!」「Charlotte」の麻枝准とP.A.WORKSによる
”泣きの原点”と”ボーイ・ミーツ・ガールの到達点”
制作側もハードル上げるし煽りますね~(笑)
比較になった2作品はとても面白かったので、期待値上げ上げで
視聴スタートしました。
高校3年生の「成神陽太」はある日、
自分は神と名乗る修道服を着た少女、「ひな」と出会い
彼女から30日後に世界が終わると告げられます。
この突拍子もない不思議な始まりにはとても興味惹かれたし、30日後に
何かとんでもないことが起こりそうな期待感♪
OPの「君という神話」
ドラマティックな感じの音の展開が耳心地良くて、
やなぎなぎさんの声の雰囲気も素敵でこの作品を盛り上げてくれてます。
ここまでつかみは完璧だったのですけど肝心のストーリーが・・
序盤からギャグ満載なのは良いんだけど笑えたシーンは少なかったです。(麻雀回はバカバカしすぎて逆に面白かったかも)
ひなの行動力や明るさは微笑ましいのですけど、陽太が高3設定にしては
考えが浅はかで幼く感じたかな~。
天才ハッカーの銀髪の少年鈴木央人の絡み方も終始???で
結局、陽太の高校に入り込んでまで干渉してましたけど最後まで何が
したかったのかよくわからなかった。
キャラクターもしゃべり方や容姿で無理やり特徴づけられてるのかなって感じがして背景もあまり描かれてなくて印象薄いです。
(多分、途中で飽きてきてしまってちゃんと観れてないから余計に
そう感じちゃったかもです)
それでも、「Angel Beats!」「Charlotte」を掲げてたし
終盤に全ての不満点を吹き飛ばす何かが起こるかもって最終話まで
希望をもって視聴してました。
そしてそんな不安な気持ちは最後まで解消されることもないし
涙するようなことにもならずに肩透かしに終わってしまいました。
ひなの元気な姿を観るのが楽しみなところあったので、
後半の重く暗い展開が残念でした。
最後は無理やりでもあの頃の小生意気な感じのひなを観たかったな~。
美しい背景や可愛いヒロイン。
OP、EDを含めたドラマティックで素敵な音楽が印象的な作品でした。