テナ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
同好会ですよ!
ラブライブ!と言えばμ’sのイメージがあります。
私はラブライブ!は、やはりμ’sが印象的に残り過ぎて居て今もμ’sは大好きですが、物語もキャラも曲もラブライブ!と言うブランドではμ’sがズバ抜けてしまっていて他のグループはあまり好きになれない私が居たりします。
さて、今回はスクールアイドル同好会との事で、どうでしょうか?
キャラは可愛らしいし物語は何となくですがμ’sに近い感じはしました。
アプリゲームの「スクスタ」に出てくるメンバーが虹ヶ咲のメンバーです。
ゲームは主人公(プレイヤー)として虹ヶ咲の生徒としてマネージャー?の様な形で同好会に入部する物語なのですが…ラブライブ!シリーズは9人編成が固定ですがアニメの虹ヶ咲は10人存在します。
つまり10人目はこのゲームで言うプレイヤーとなっているわけですね。
アニメだとユウちゃんですね
さて、共感出来たり良い話だと感じたエピソードを重点的に書きたいと思います。
「せつな」の話
チームが纏まる事は必須です。
彼女も言っていましたがメンバーが「一つの色にまとまる事」なんです。
チームって複数の人が集まる事なんです。
でも、集まってくる人は1人1人の想いがあるものです。
熱意だったり、目標だったり、やりたい事だったりそれは1人1人が違う物なんです。
だから、時に厳しい事を言う人は強く気持ちを伝えちゃいます。
でも、周りにはそれが苦しく感じたり嫌味に感じたりする人もいるのもまた事実。
でも、その人が厳しく言うのはその場所が好きでメンバーが好きだからです。
本当は目標や熱意などやりたい事が同じ人が集まれたら理想かもしれません。
でも、現実問題そんな簡単な問題ではありません。
伝わらなかった時に方向性の違いからセツナの様に出て行く人も居ると思います。
逆に伝えられた人は気持ちが付いて行けなくて辞めちゃう人も居ると思います。
でも、そこに集まったメンバーって目標や熱意、やりたい事は違っても、一つ同じ事があります。
その場所やその事が大好きだと言う事。
今回はスクールアイドルが大好きなメンバーが集まっているのです。
一番大切なのは、熱意や目標、やりたい事より大好きだと言う気持ち。
その気持ちで集まったメンバーが頑張って居ればいつかは熱意や目標、やりたい事も重なり一つの色になれると思います^ ^
「カナタ」の話
ハルカとカナタの物語
はるかなレシーブの話ではないですよ!
別の学校でスクールアイドルをしている妹のハルカ…ある日、妹のハルカが姉のカナタのスクールアイドル同好会を見学に来ます。
カナタの頑張りを見たハルカは「スクールアイドルを辞める」と言います。
片親である母が忙しい分、カナタは家庭の事やバイトも頑張って居ます。
カナタはそれを辛いなどとも考えてもいませんが、自分のやりたい事も見つけて頑張る彼女の姿を見てハルカは負担を掛けていると感じてしまいます。
だから、自分が辞めようとハルカは引退を考えてしまう。
でも、カナタの夢はハルカの夢でもあって。
ハルカが夢を諦めるのがショックで…
この話の姉妹は本当に仲が良いからこそ衝突してしまう。
相手を思うからこそ夢を諦めようとする。
そして、姉カナタのステージを見てハルカもスクールアイドルを続ける決意をする。
姉妹で助け合ってスクールアイドルを続ける事を決意します。
「シズク」の話
自分を曝け出す事が出来ない彼女。
自分が周りと違うように見えてしまい曝け出す事が苦手になります。
彼女の気持ちって凄く解ります。
人と自分が違っていると感じた事がある人は多いのかもしれません。
でも、確かに自分を曝け出すって勇気がいるのも事実で多少なり誰でも何かを演じているものではないでしょうか?
でも、シズクちゃんの様にありのままの自分を好きだと言う人に出会えると自信がつくと思います^ ^
彼女は本当にいい仲間に出会えましたね^ ^
「歩夢」の話
彼女には大好きな親友である、ゆうちゃんがいます。
彼女は歩夢をみて1つの夢を抱く。
それは歩夢が居てくれたから見つけられた夢なのですが、歩夢は素直に応援出来ない…
理由は、ゆうちゃんが自分とは別の道を行こうとしているから…それはバラバラの道…離れ離れになっちゃうから……
私はこのエピソードを見て歩夢は凄いと思いました。
私が同じ立場だとしたら多分「寂しなぁ〜でも応援するよ」くらいだと思います。
でも、彼女は自分の寂しい気持ちを表にだしてぶつける事が出来ます。
大事な友達だからこそ応援するのも素敵です!
しかし、歩夢の様に嫌だ!と言えるのも素敵だと思いました。
多分、嫌だと言われたら困ります。
悩みます…話しを聞いてもらえなくて悲しくなります…一番聞いて欲しい人だから…でも、少し嬉しいかもしれません。
自分と離れ離れになるのが嫌だといわれるのは、それだけ自分を大切に考えてくれているのですから。
でも、ゆうちゃんだって寂しいに決まっています。
凄く悩んだと思います。
それでも、夢を追いかける道を選んだ理由はなんだろう?
「自分がやりたい事だから」と言うのもあるけど私が思う決めては「歩夢が気付かせてくれた夢だから」ではないでしょうか?
大切な友達が気付かせてくれた夢だから諦めたくないって思ったのかも知れません。
そうして最後は歩夢も背中を押す決意をし素直に応援する事を選ぶ。
大事な友達だから「嫌だ」と言える大事な友達だから「応援」出来る。
二人の傷の強さがよく見える物語でしたね。
最終回はスクールアイドルフェスティバル
アプリゲームのタイトルにもなっています。
そこに出てくるモブキャラ?的なアイドルの子も何人か出ていましたね。
最後の全員で歌う曲で衣装がバラバラはスクスタの方を意識してるのもあるのかな?
でもソロよりグループで歌う方がラブライブらしくてよかったです^ ^
最終回のライブは素敵でした(´艸`)*
さて、思った以上にかなり面白かったです。
ちょっとμ'sを意識してそうな部分もチラチラ有りましたが中々良かったかと思います。
OPやEDは明るくて楽しそうで凄く良かったのですが各話のソロライブは個人的にあまり合いませんでした(つд;)