テナ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
空中戦
人類の敵、ピラーを倒す事が出来ずに居た人類突如現れた神が人類に対する戦うすべを与える。
そして、人類を救えるのは神オーディンの娘ワルキューレのクラウディア…彼女を筆頭に人類は立ち向かう。
クラウディアの話
ワルキューレとしてかなり優秀ですが…彼女は日本への転属する事に…
彼女は本当に優秀で彼女は最後は必ず勝つのですが…毎回毎回仲間は全滅してしまいます。
そんな彼女は勝利をもたらすのですが…仲間が全滅するから自分を死神と自分を追い詰めてしまう。
移動中に敵に襲われるのですが日本の部隊が助けに入り共に戦う事になる。
そして、そこ部隊こそが彼女の新しい所属部隊の仲間でした。
所属先は素敵な場所でした。
自分を死神だと思い込んでいた彼女の全てを知った上で基地の面々は笑顔で受け入れてくれたのです。
それはきっと彼女の心は救われたでしょうね。
そして、新しい部隊の皆んなと戦いに出るのですがやはり彼女は死神なのでしょうか…
戦闘には勝てたのに無線に呼びかけても無線から声は聞こえません…全滅したのでしょうか…
それでも諦めきれない彼女は大声で叫びます。
そうして、彼女の耳に届いたのは一番聞きたかった人達の声、今までは勝てても戦場の仲間と喜びを分かち合えなかった。
誰かと帰還する事もなかった。
彼女が笑顔で機体を降りた事はなかった。
それが今回は叶った。
全員が無事に帰還出来た…それは彼女が死神ではない事の証明の証。
ミコちゃんの話も素敵でしたね。
彼女は戦場で傷付いた人を見送っているのです。
もぅ助からない命が尽きるまで…
ワルキューレに見送られると英雄になれる、そうしてまた大切な人にまた会える、それは迷信で本当かは解らないけれど、彼女はそれが本当であって欲しいと願っているからこそ見送る…そうじゃないと死にゆく人が報われない。
見送るのは一番辛いけど彼女は分かっているのだと思います。
本当に一番辛くて怖いのは死にゆく人だから…だから彼女は笑顔で見送るのです。
涙を流すわけにはいかないのです。
その後に鍛錬をしてる彼女の姿がありました。
その場面を見て私には彼女は強くなろうと言う気持ちを強く感じました。
一人でも多くの人が死ななくて良いように。
ソノカちゃんの話
2年前
彼女の機体は細工されていたそうです。
飛べない様に。
それはで二年前にお姉ちゃんが落ちた時に何も出来なかった。
それが彼女にとって、とても悔しかった。
大切な人が命を賭けて戦う中で何も出来ずに祈る事しか出来ないのは、本当に辛い事です。
理由がどうであれ飛べない自分が悔しいでしょう。
心配と不安が止まらない…
でも、それは…細工されて飛べなかった事実を知らされる。
姉からしたら守ったつもりでしょう。
その気持ちは誰にでもあります。
大切な人には生きていてもらいたいし危ない場所に近づいて欲しくないかもしれません。
人はそれを優しさだと言う人も居ます。
でも、細工までされて、守られても嬉しくはないです。
何故なら守りたい人も守ろうとしてくれる人を同じように守りたいから…一緒に戦いたいから…何も出来ずに守られて終わるだなんて望んではいない。
だから彼女は傷付いたし、ずっとその事が尾を引いているのです。
そして、今回の大事な作戦でも機体に細工されようとしていた。
真実を知った彼女は傷付いてしまう。
ただ、今回の作戦でソノちゃんは怪我をしてしまう。
そんな中で姉は友軍の救出へ行く事になり2人きりで会話をする。
そこで出た本当の気持ち。
ソノちゃんはペンダントをお姉ちゃんに託していたけど…
そして、姉は必ず戻ると約束をしたけど…
彼女が帰ってくる事は無かった…
帰ってきたのは姉に託したペンダント1つ…
このシーンはソノちゃんの涙が凄く焼き付いて居ます。
そして彼女はショックのあまり塞ぎ込んで戦えなくなってしまう。
「なんで飛べたの?あんな死ぬかもしれない空を」そんな疑問を浮かべます。
そんな中、戦闘でソノちゃんが助けた女の子達がお礼を言いにきます。
彼女達はソノちゃんの様強くなりたいと言いますが、その気持ちが今は操縦桿を握れない彼女の心を締め付けてしまう。
でも、彼女は立ち上がる。
いつまでも甘えていられないから…戦う理由があるから…だからこそ立ち上がる。
空へ出る彼女の姿は一皮向けた逞しさがありましたね。
最終回は黒幕はやはりと言いますか…
オーディンもなんだか最悪な奴な気もしましたが最後は潔くでしたね。
そうして、最後にあの子達が介入しました。
続編も出来そうな感じでしたね。
そして、この作品の忘れてはいけない裏の立役者でもある
三馬鹿の存在がありますw
この人達は色々ぶっ飛んでいますが基地のムードメーカーであり作品のネタ要員でもあります。
この3人は本当に賑やかですが、作品でもしっかり活躍する場面もあります。
リアルに居たら多分ウザくなるかもしれませんが見ている分には楽しく作品を盛り上げてくれる人達でしたw
3バカではないのですが4話でイケメンさんが出ます。
私は気付いた…この作品の最強は何度も死ぬ度に蘇り復活を果たしイケメンさんではないでしょうか?
後はモブキャラの男性陣がカッコイイ。
イケメンだとかではなく生き様が凄くカッコよくモブキャラをここまでカッコいい演出にする作品は珍しいかもですが、とにかく格好良さがあります^ ^