テナ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
無能の秘密
無能力者である主人公のナナが能力者達が集められた学園に乗り込み。
人類の敵である能力者を殺害していくお話です。
ナナは無能力者です。
能力者は様々な能力を持っていますがナナの武器は嘘と演技と頭脳と洞察力でしょうか。
実は、この場所には秘密があります。
それは能力者を一箇所に集め抹殺すると言うもの…
その抹殺を命じられたのがナナです。
ナナは能力者一人一人に近付き順番に手をかけて行く…ナナは手際がいいですね…
知り合って早いうちに仕掛けます。
それは恐らく情が映らない為だと思いますが、やはり何か特別な人間なのかな?と思います。
普通の女の子ではない事は何となく感じます。
恐らく何かしらの特別な訓練くらいはしてるのかもしれません。
じゃないと女の子1人で乗り込ませるなんて事もないでしょうし。
そして、ナナは死者に敬意も払います。
必ず殺害した後に拝むのです。
彼女も命令とは言え命を奪う事に罪意識もあるのかな?と。
そして、この作品の面白さである駆け引き。
これを語るには「キョウヤ」の存在は外せません。
まさに名探偵の様な鋭さでナナと駆け引きを繰り返します。
そして、キョウヤはこの学園にも何かを感じ取っているみたいですね。
ナナは正義なのか?能力者は悪なのか?
ナナを送り込んだ奴らはそもそも本当に正義なのか?
そうして、ナナの過去の真実も明かされます。
実はこの作品、気になって原作を読んでみたのですが最終回の展開も原作通りでした。
普通に最終回らしくなく来週から続きが始まるんじゃないかな?
くらいのレベルで終わって行きますねw
2期も企画されてそうな終わり方でもありましたけど。