ぺー さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
モノローグのお作法
原作未読
見ため百合モノ。といってもその定義はよくわかりません。
安達桜(CV鬼頭明里)
島村抱月(CV伊藤美来)
この2人なわけですが、授業をサボって体育館2階でなんとなしにだべってるうちになんとなく心地よい関係に。
この感情は友情なのか愛情なのか。揺らぎを楽しむタイプの作品に見えます。
モノローグ多めで秋クールに満喫したい文学チックな匂いに魅かれて視聴開始。
そう!文学っぽいから観る。そしてかけ離れてたので撤退します。
■撤退理由:モノローグ
薄い。だいたい先に落ちたほうがモノローグ増えるんでしょうけど詩的の欠片も情緒のへったくれもなく、あっさりとチョロインへ変貌。
むしろ落ちてないほうのモノローグがややミステリアスでいい感じなのですが、両者のバランスといいますか釣りあい取れてないとこういうのってダメなのよね。
■撤退理由:二人以外
日野晶(CV沼倉愛美)と永藤妙子(CV上田麗奈)とクラスメイトで回したらいいのに。
知我麻社(CV佐伯伊織)
宇宙人設定!?不思議ちゃんの横やりを作品のアクセントにしています。なんなら二人以外誰もいないくらいのほうが映えそうな世界観です。アクセントはあってもクラスメイトみたいな近しい人で充分。
それなのにちぐはぐに見える知我麻(ちかま)さんの起用。点取りたい局面でDFを途中投入したみたいです。
“実はこんな”な設定があったとしてもそれはそれで二人の物語ではなくちかまさんを交えた話になってしまうでしょう。
文学っぽいノリで魅かれてなければ手に取らなかったでしょうし、手に取ってそれがなければご縁が無かったというだけでもありましょう。
とここまで書いて本作は小説が元ネタなんですね。てっきり漫画かと思ってました。それなら尚更自分はいらんかな。
他人との距離感の取り方にある種のリアリティを感じるしまむらに安達が釣りあってない。そしてガヤが不協和音。
あえて続けんでもいいかな~、、、と第7話をもって撤退します。
視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ
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2020.12.27 初稿
2021.09.25 タイトル修正