J さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
過度な期待は止しておけ
「Angel Beats!やCharlotteを生み出した麻枝准とP,A WORKSの新作アニメ」
Angel Beats!やCharlotte等のkey作品のファンということもあり、この文言だけですごく面白い所謂神アニメと呼ばれるような作品になるのではないかと思っていた。
この作品の面白かったところは神と名乗る謎の少女、それが何者なのかという疑問が徐々に解消されていくところ(9話くらいまで)がピークだったと思う
その後は若干の鬱展開になりそこから主人公の努力が報われたのかなんなのか分からないが奇跡(?)が起きて物語が進み突然終わり。
{netabare}量子コンピューターが頭から取り除かれて記憶が無くなっているという設定のはずなのに何故か記憶が残っていたみたいな演出をされていてよく意味がわからなかった。
そして鳴神陽太がヒナの祖父のような人になると言っていたが、もし仮に陽太も量子コンピューターを埋め込むことに成功したとしてまた同じような結末になるのは目に見えているので何がハッピーエンドなのかも分からないままハッピーエンド風に終わってしまったのが残念だった。
陽太がヒナの支えになる決意をしたその後も出来れば見てみたい気もするがこの作品はもうここで終わったほうがいいような気もする。
神様だった頃のヒナ。作中でロボットと話しているのと同じなのではないかという指摘があった。そして、神様ではなくなったヒナ。果たしてあの夏のヒナと今のヒナは同一人物だったのだろうか?
そしてこのような疑問は現実でもテクノロジーが進むごとに議論されるのではないだろうか?そういうふうに考えさせられる作品だったのではないかと思う{/netabare}