tinzei さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
angelaってこんな昔から活動してたんだな・・・・
『南総里見八犬伝』を宇宙航行ができる時代に変えた作品で「父親を殺された少年が死んだと聞かされてた母親を探しに行くついでに自分と同じ珠をもつ奴を探す話。」
正直本物の『里見八犬伝』を知らないから、どういう話なのか知らないけど、前に観た『八犬伝』っていうアニメを観る限り「珠を探す」っていうのは同じっぽい?ただ「御三家」とかはまた別の話だよな・・・・・てかオオワリ(尾張)とかミード(水戸)って(笑)
ガンガン人死ぬし、最後は主要メンバーは一人以外全滅だし、土曜の朝8時にやってた割には少し重い話だった。
神地界とか~天みたいな名前がたくさん出てくるから覚え辛いけど、まあちゃんと覚えなくても理解はできる。
当然、冒頭で言われるフセの話が終盤のオチに繋がるわけだけど・・・・・
そのオチが気に入らない。
まず終盤で全ての黒幕のタマズサと戦うけど、最後の最後主人公のコウが死んで、ルーティが止めを刺すけど、何故にこの重要な役目を後半からぽっと出のルーティにさせるんだよ、おかげで最後の壁画の先頭がルーティになってるし。
推測だけど構想の段階でコウを死なす予定だったけど、タマズサに止めを刺すキャラいなくなるから渋々ルーティにして、コウに次ぐ主人公っぽさを出すためにわざわざ全話のナレーションをルーティにやらせたんじゃない?
おかげで26話やってきたことが全て無駄になったような虚無感がある、しかもカズサが腹ボテで風呂一緒に入ってるシーンがあったから(おそらく)カイの子供だろうけど、色々と「なぜ?」のオンパレードだった。
次に分からないとこだけど、フナムシの正体は何なの???
カイが行方不明になった時・・・・・つまりタマズサと会った時に同じく会った人だからタマズサの関係者なのは間違いないとして、最初タマズサの分身的存在かと思ったらタマズサの一部が出てきてからは影が薄いし、結局正体明かさないまま終わりやがった。
次にフセがコウたちに「運命だから受け入れなさい」とか凄い上から目線で言ってくるのが腹立つ。直接的な原因ではないにしても、元はと言えばお前が地球再生を目論んだからだし、もっと言えばタマズサとのこともただの姉妹喧嘩だし、厚顔無恥すぎない?
とまあ、不平不満が山のように出る作品だった。
中盤でコウの母親がメイテンにいるって言ってから、声だけ出てたルーティの母親が実はコウの母親っていう個人的願望込みのドロドロ関係を予想したけど、ルーティの親は結局出てこないままだし、コウの母親も燃料にされてただけだから、全く関係なかった、残念。
後、opがangelaだったのには驚いた、99年の作品だけど、angelaってこんな昔から活動してたんだ・・・・って思ったらどうやら初めてのテレビアニメの曲らしい。
【各話テキトーあらすじ】
1→ヒョウテンにオオワリ軍が攻め込み住んでいたコウは刀鍛冶の父と共に逃げるが父が狙われ負傷する。コウは珠が付いた剣で敵を倒し父と共に軍の船に乗るが父は傷がもとで死亡。
2→コウが乗った軍艦がコウテンに墜落し、サイボーグ犬チュウジと女の子サヤと出会う。父を撃った敵が来てコウたちを狙うが反乱軍のノブルに助けられる。
3→コウとチュウジはサヤと別れ反乱軍の金塊強盗に手を貸すがコウは初めて人を殺し動揺する。その時サヤたちが襲われた報を聞きチュウジ達は落ち込む。
4→コウはチュウジの記憶を戻そうとするがフセに関する以外は思い出せず失敗。オオワリ軍と現地軍の襲撃。コウは皆と協力し父を撃った敵を倒す。
5→コウテンを去ったチュウジとコウはチュウジの記憶を頼りに珠を持つ男を探しにキテンへ来るが現地のロボ警察に捕まる。悪徳警官がその男かと思われたが実は反乱兵の青年ギョウがそうだった。
6→ギョウを追いかけるが信じてもらえず。ギョウの仲間アブが身内を人質に取られ裏切りコウやギョウを罠にかける。コウはギョウたちと協力して脱出する。
7→レイとトモカがキテンのパーティーで会う。反乱組織のボスが解散を宣言しギョウは一人で敵に向かいコウも付いていく。脱出現場に戻ったコウたちはロボ兵から逃げる途中追われるトモカと出会い一緒に逃げる。
8→トモカも珠を持っていた。コウはトモカやギョウと仲良くしようとするが別行動になる。トモカはレイと取引しコウが落とした剣の場所を聞き三人で忍び込むがコウは捕まり、チュウジとトモカはギョウの助けで何とか逃げる。
9→コウはキテン王の前に連れてかれるが無礼を働き牢屋に入れられる。その時レイを想うキテン王の娘カズサと知り合い牢屋のレイにメッセージを頼まれる。レイはコウと脱走するが二人とも捕まる。だがレイはジンテンの高官に化けたオオワリ軍の忍者に助けられる。
10→ギョウのボスがギンジに捕まりギンジは助けに行くが死ぬ。トモカはレイに復讐しに行くが失敗しチュウジたちに助けられる。コウは上層部と取引しギンジ逮捕を約束させる。
11→コウはキテン王たちに連れられてカジノ衛星へ行く。ギョウたちもコウを追って衛星へ行きたまたまギンジを見つける。ギンジは船で逃げるが驚天動地砲の試射にあたり死亡。
12→ギョウはギンジと組んでいたカジノのボスを追う。レイは仲良くなったカズサに別れを言う。オオワリの変化忍者が王に化けコウを狙うがコウが仲良くしてた女医を殺したことでコウが怒り逆にやられる。
13→変化忍者が生き返り王の娘を人質に行動を開始する。コウはレイと会い忍者を探す。レイは忍者を探す合間に砲を無力化し自爆し始める。コウたちは外に逃げた忍者を見つけ倒すが同時にレイからの情報で動いたオオワリ軍が衛星を破壊しカズサはレイのおかげで脱出するが王たちは死亡。
14→コウたちはオオワリの本拠地リョクテンに墜ち現地の少女をの世話になる。コウは町で捕まったノブルを見掛け公開処刑に押し入り助ける、その時敵大将のカイと会うがカイは混乱に乗じて同盟国の王を二人殺す。
15→コウたちは現地のゲリラに助けられる。ノブルはゲリラのボスジンライを仇と言い襲い掛かるがチュウジが二人は兄妹だと言う。ノブルは認めないが敵忍者が襲い掛かり二人とも珠を持つ者だと分かる。
16→トモカが現地の少女のために借金をした地主と対決。最初は勝つが地主の罠にハマり大金を取られる。だがギョウから話を聞いたコウが来て地主の不用意な発言で暴走し、借金はチャラになる。
17→カズサはカイに保護され心を見透かされる。コウたちは船の部品を調達するため軍から盗むがコウの剣を見られしつこく追われるがジンライの力で防ぎリョクテンを離れる。だがギョウは現地の少女との約束を守るためリョクテンに残った。
18→コウたちはメイテンに来る。母がいるという寺を目指すが途中水を求めて農民一家と出会うが水不足だった。一行は寺へ向かうがオオワリの忍軍が迫る。寺の門にいた農民と協力して敵を追っ払い、水をくみ上げる。
19→コウたちは寺がある町へ入るがカイが教皇との謁見で来る。コウたちは寺に侵入する過程でルーティと出会う。ルーティは教皇を侮辱され怒るが戴冠当日カイが教皇を殺す。ルーティは珠の力を解放し周囲を破壊するが気絶した後敵忍者に攫われる。
20→コウたちは逃げ延びルーティやコウの親を探すが見つからず。だが謎の男を捕らえそれがコウと母親のことを知っておりフセを研究する先生に会いに行くとそこにはレイがいた。
21→先生とはレイではなく脳を移植したレイの祖母だった。その祖母からコウの母親のことと珠の正体を聞く。だが敵忍者がコウたちがいる施設に爆弾を仕掛けピンチになる。
22→敵の攻撃で移動できないレイの祖母は死亡、だがレイは全く悲しまない。トモカがおさらばしようとするがコウが引き止め一緒にカイを追う。船に戻る途中敵忍者の襲撃を受けるが珠を持っていたレイのおかげで助かる
23→コウたちはギョウに会うためリョクテンへ行くがカイの避難命令で誰もいなかった。仕方なくカイが向かった神地界へ行くが敵の攻撃を受け神地界の建物に逃げ込む。その過程でジンライとノブルが兄妹の絆を確かめる
24→チュウジが全てを思い出しフセとその姉タマズサの話をする。敵にまた襲われるがギョウが助けに来て合流する。
25→カイが部下の命とカズサを使ってタマズサ復活させる。コウたちは母と会うが生命力がなく助けられず。今度はフセに会い地球を復活させようとするがタマズサが邪魔をしジンライとノブルが死ぬ。
26→コウたちはタマズサの元へ向かうが途中カイによりギョウとチュウジとレイが死亡。カイを取り込んだタマズサの元へ着くがトモカもやられピンチに。意識を取り戻したルーティが現れる、コウ死ぬが意識を取り戻したルーティがタマズサを倒し、地球再生。避難民たちは地球に降り一緒に暮らす。