GAMMA さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ボーイ・ミーツ・ポケモン
主題歌が好きだったので視聴。
主人公サトシの旅の仲間であるマサトが
幻のポケモン ジラーチと出会い、お別れまでの7日間を描いた物語。
前提としてテレビ版のポケットモンスターアドバンスジェネレーション
の視聴がある程度必要かもしれない。
といっても予備知識として、マサトはトレーナーとして
ポケモンを所持していないことを知っていれば最低限楽しめる。
本作の見どころは、マサトが7日後にくるジラーチとの別れを知りつつ、
それでも精いっぱい思い出を作り、ジラーチとの友情を育てていく
ところだ。
ジラーチは願いをかなえるポケモンと呼ばれ、
千年彗星が接近することで目を覚まし、
7日目の夜に再び千年の眠りにつく(事実上、一生会えない)。
別れのシーンでジラーチからマサトにお願いをするのが
おしゃれポイント高い。泣いちゃう。
そのお願いというのも眠りにつく前に
子守唄を歌ってほしいというもの。もう最高。
基本的に、出会いと別れがしっかり構成されていれば
劇場版ポケモンにハズレは少ない。
(不人気作はそこがいい加減な印象)
ただ、その中でもかなり当たりの作品。
細かい事(素晴らしいCGや、期待値の低いゲスト声優)は
ひとまず胸の奥にしまって。
アドバンスジェネレーションの世界に浸るのが
ベターな楽しみ方なのでおススメ。