take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「大切な人といつかまためぐり合えますように」
私はやはりこういった「人ならざる『人』」がテーマの作品が好きなようだ。
以前にも感想を書いた「イヴの時間」もそうだし、その中で紹介をしたゲーム「My merry may」「My Merry may be」とか・・・。
珍しく、最初に書いておこう。
私的には、この作品はおススメしたい作品です。
タイトルに書いた
「大切な人といつかまためぐり合えますように・・・」
この意味が胸にしみる年齢、環境に私もなってきたという事でしょうか。
(要はオッサンってことですな)
小僧の頃は松本零士の
「遠く時の輪の接するところで、また巡り会いましょう」という言い回しが気に入っていましたが(もちろん今でも好きです)。
オッサンになるとシンプルな言い回しが心にしみます。
さて、内容については多くは語りません。
こういったセリフが身に染みる、あるいはそういう人がいる、そういう人がいた、という皆さんはぜひこの作品を観てみていただきたい。
「泣く」だけじゃなく、何かに気づけるかもしれません。
後半の・・・
主人公:水柿ツカサとヒロイン:アイラとのオママゴトの様な共同生活。
ぎこちない、普通の、そして限りある日常、
せつなくて、ほほえましく、そして・・・少し悲しく、しかし大切な時間。
それは「我々にとっての今」を象徴的に見せてくれたのかもしれません。