tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ケイとユリが一つの場所に留まる違和感
『ダーティペア』新ニ作目、全5話。
前作からの続き。前作と同じで全話繋がっていて、今作に関しては舞台も変わらない。
前作との違いとして、前作主任だったガーナーは出てこずポポロという新しい主任が出てくる、更に前作ユリが飼っていたムギは全く出てこない。そして行動を共にする新キャラとしてトーマというコンピューター専門のトラコンが出てくる。
前作ではラブリーエンジェルを継承したばかりでダーティペアという通称が生まれてなかったが、今作ではラブリーエンジェル=ダーティペアというイメージが定着している。
舞台が90年代の世界を模したテーマパークだから、未来感が減ったのは残念。初代ダーティペアが一話完結の話だったから、ケイとユリが一つの場所に留まる違和感をどうしても拭えなかった。
【各話あらすじ】
1→ネットワーク専門のトラコントーマと一緒に90年代の世界を再現したテーマパークにウイルスが混入した事件を探る。だがウイルスを除去できるトーマが狙われる。二人はテーマパーク側のスパイと戦うがウイルス除去はできずしばらく滞在することに。
2→スパイとの戦いでホテルが使えなくなったため二人は女学校の寮に住む。ユリは寮の幽霊騒ぎを利用しおびえるケイを驚かせる。トイレの女学生の幽霊にビビったケイは銃を乱射し退学になる。実はかつてトーマが作ったホログラムだった。
3→レストランで詐欺師を見つけ追いかけるがテーマパークの外に出てしまう。三人で野宿しながら街を目指す。ユリが詐欺師の言葉に乗りそうになるがケイが止める。街の端の工事現場に着くがまた逃げだす。二人は詐欺師を捕まえ高級ディナーを食べに向かうが後ろに捕まえたはずの詐欺師がいた。
4→ある日ユリと行動を共にしていたトーマは雨宿りした花屋の娘リーナに惚れる。トーマはストーカーまがいのことして彼女のことを調べリーナも思わせぶりな言動を見せる。じれったいユリはリーナに電話をしトーマと約束させる。だがリーナはトーマではなくユリのことが好きだった。
5→トーマがまた狙われる。トーマロボで助かったトーマは二人にウイルスの犯人が人工知能ジェイクだと教える。アンドロイドで逃げようとしたジェイクを追って空港まで行く。空港で二人の船で逃げようとしたジェイクを緊急着陸しようとした無人貨物機をぶつけジェイクを倒す。だが貨物の中身が爆薬だったため大損害を受ける。