遊微々 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「漫画の先生」とかけまして、「家族への秘密」とときます。そのこころは・・・
原作は『さよなら絶望先生』等で知られる久米田康治先生執筆の漫画作品。
久米田先生の実体験を基に描かれている作品なので、半ばエッセイ本みたいな側面もある作品。
主人公の後藤可久士は漫画家だが、描いてる作品が下ネタ満載のギャグ漫画のため、それを娘にバレまいと必死に隠す様子を描いた日常系コメディ作品。ですがどうやらちょっとシリアスな内容も含まれているようで・・・
というのが大まかなあらすじ。
終盤の展開、人によっては賛否両論あるとは思いますが、個人的にはそれまでちょくちょく伏線は張られていたし、唐突な急展開って感じはしませんでした。ぶっ飛んだ設定やキャラクターは少々抑えられていましたが、まあ全体通して久米田先生らしいな、って感じの作品でしたね。
漫画に詳しい人ならニヤリと出来る言葉遊びやパロディが満載だったのがツボですね。私自身はジャンプばっか読んでる人なので、サンデーやマガジンには少々疎いのですが、流石にこのレベルは分かります。
ただ気になった点は、もしかしたら私が見落としただけかもしれませんが畑先生もネタにしてやれよ・・・
良作でした。面白かったです。