のぶ さんの感想・評価
3.3
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
よく考えながら、信念を持っているぼっちは珍しいね
一期は、主人公と生徒達がドタバタして、おもしろかったです。
独特な理論が、理屈っぽいけど屁理屈ではなく、信念もありました。
二期以降はつまらないですね。
二期の最後に、陽乃姉さんが「つまらない」「それが君のいう本物なんだ?つまんない」は的を射ていました。
恋愛関係について触れたような会話らしいですが、
本質は、相変わらずの、豚オタクの、主人公と美少女2人のハーレム化した状態を指しているかと思います。
どのアニメの内容も、主人公は最初にひねくれたり、変な人間扱いされ、後半は信頼されて美少女数人にハーレム化するのですが、二期中盤で確定してくっつけるのは早いかと思います。残りは「すれ違い」を修正する消化試合で、終わりですね。
本質は、主人公が最後まで一人を貫き、ひねくれ続ける青春にあります。しかし、二期の途中からは、青春まっただ中のハーレム王子様がただ皮肉を吐くだけで、青春がすべて上手くいっている内容です。
陽乃姉さんの「つまらない」は、
「視聴者は、青春時代に恋愛も彼女もいなくて、寂しく過ごし、文化祭やイベントも大した成果をあげず、
最後まで学生時にぼっち(又は、友達が少ない)で、ひねくれ者の暗い人生を通した
後悔のオタク達が、アニメを見て理想を味わうことで、「自分も青春できたんだ」と自己満足する・快楽を得る内容に成り下がっている。
それが君のいう本物なんだ?このアニメは、馴れ合いの仲良しエンドになるべきではないよね?現実と比べて、違和感があるよね。」
その違和感に気づいた事を、評価したい。その違和感(ぼっちの青春)をエンドぎりぎりまで貫けていたら、つまらないアニメではなく、高評価だったと思います。一期85点二期三期20点で、3で割って35点の評価をあげたい。