mmma さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とにかく、「気合」が違う
原作と照らし合わせると、この26話でまだ物語の3分の1程度の進み具合なのだと人に聞いた。それなら、この物語の良し悪し、好きか嫌いか、それを判断するのはまだまだ早いということになる。でも、第1話でまず圧倒されて、そこから那田蜘蛛山編まではとにかく一気に観た。文句なし。(ここまでの)物語も、キャラクターも作画も演技も音楽も、すべての要素が外連味に満ちていて、魅力的で、夢中になった。
原作ももちろん素晴らしいんだろうけど(まだ未読)、この作品がここまで素晴らしいものになったのは、アニメ制作スタッフの(高い技術やセンスはもちろん)「凄いものを」「皆が驚くようなものを」という情熱というか、剣士風に言うなら「気合」によるものだったんじゃないかと思う。その並外れた気合が、鬼滅の刃という作品がここまで大きく支持された理由なのではないか。
那田蜘蛛山編が終わった後、柱との邂逅、体を癒して、鍛錬を重ね、さらなる強さを身につけて、さあ次の任務へ…と、何というか、最後はずいぶんのんびりしたペースで「立志編」は最終回を迎えた。
このペースなら、劇場版、テレビ第2期、劇場版第2弾、第3期、第3弾と、まだまだ続きそう。これからも、観る者の度肝を抜いてほしいと思う。