HmFDB75691 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
11話、最終話 北欧神話をアニメ化すればよかった
曲を含めてEDが秀逸。EDの世界観が反映されたらもっといい作品になると思う。
第1話~第8話 クラウディアは、運命の女神スクルド
{netabare}
印象に残っているのは、水着回でお尻を叩くシーン。考察する必要もないと思ったけど、意外ときちんと作られている気もする。
・クラウディア
EDの糸を考えると、クラウディアは運命の女神スクルド。
運命の女神ノルンの三姉妹のうち、長女ウルドは運命の糸を編み(過去)、次女ヴェルダンディが紡ぎ(現在)、三女スクルドが断ち切る(未来)。EDは糸が編まれて紡がれた状態。さらに、スクルドだけが戦乙女ワルキューレも兼ねている。
世界観について。色々役割が入れ替わっていると思う。
・ワルキューレとシールド隊
人間が強くなるのを見守り、ヴァルハラに送るのがワルキューレ。シールド隊が守ってワルキューレを強くさせている。
・ミッドガルド(人間界)とヴァルハラ
ラグナロクのときに巨人族と戦う戦力として、人間(の魂)を鍛えるのがヴァルハラ。食事をさせたりもする。戦闘以外に、食事のシーンがよく出てくる。空間はミッドガルドだけど、役割はヴァルハラ。魂ではなく、生身の人間がいる。
クラウが向かったさきが空間はヴァルハラだけど、役割はミッドガルド。だからオーディンの絵画があったりする。魂が存在する世界。
・トールとヘイムダル
アースガルズの見張り番はヘイムダル。それがトールになっている。海の波から生まれたヘイムダルに対して、トールは山のなかにいる。富士山のなかにアースガルズがあって、ピラーはアースガルズに集まってきた神々か巨人族。
・オーディンとロキ
神話で、オーディンはヴァルハラにいる。これも役割が変わっている可能性もある。オーディンだけどロキの役割をしてオーディンに変装とか。ヘイムダルとロキは敵同士。トールとロキは仲良し。光線はヘイムダルがロキを狙ったと思われる。
・神々と人間
ラグナロクのときに神々が戦うのは巨人族。ピラーが神々なら神々と人間が戦っている。ロキがそう仕向けた可能性もありそう。
ウルドとヴェルダンディが捕まったから、過去(神話)と現在が融合した世界になったのかも。
{/netabare}
第9話、第10話 リズベットがオーディン
{netabare}
クラウディアは運命の女神スクルドで、ウルドとヴェルダンディになにかあったから、過去(神話)と現在が融合した世界になった、そんな感じで予想している。
ラグナロクを望んでいるのは、オーディンではなく、ロキだろう。
ネームドワルキューレを分けてみた。
・ワーグナーの『ニーベルングの指環』に登場するが、北欧神話に存在しない
シュヴェルトライテ、ロスヴァイセ、ジークルーネ、オルトリンデ、ヘルムヴィーゲ
・指輪に登場しないが、北欧神話には存在
ゲイルスコルグ、ランドグリーズ、レギンレイヴ、スヴェイズ
シュヴェルトライテはワーグナーの創作だから、クラウは北欧神話のワルキューレ(スクルド)と解釈できる。ロスヴァイセのリズベットはオーディン。ミーミルの泉に行って片目を失い、眼帯を付けるようになった。富士山のなかにミーミルの泉があるなら、巨人の国もありそう。
{/netabare}
11話、最終話 北欧神話をアニメ化すればよかった
{netabare}
結局、北欧神話はどういう扱いになったのだろうか。
北欧神話は面白いから、舞台を現代にするくらいで、あとは北欧神話をそのままアニメにしてもよかったと思う。
{/netabare}