ウェスタンガール さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
いつまで休んどんじゃ、ボケ!
運動音痴の私が言うのもなんだが、バスケットボールはスリリングで面白いスポーツである。
双方合わせて10人の選手が入り乱れ、オフェンスとディフェンスを繰り返す。
怒られるかもしれないが、野球やサッカーのように、休んでいる“ように見える”選手がいないのだ。
いわゆる、ダレる暇のないスポーツであり、
そういう意味では、フットサルに近いかもしれない。
そう、休むことの許されないスポーツ、羽ばたき続けることを強いる競技のように感じるのだ。
そして、クズ高の連中は皆アヒルなのだ。
それもビッグマウスで“極振り”、しかし愛すべきアヒルたち。
そんな彼らがチームプレイを模索し、相手を信頼しようともがいてゆく姿に、何とか報われてほしいと願いながら駆け抜けた、あっという間の50話であった。
これは、とても清々しい気分を味わうことのできる、良質のスポーツコメディである。
大好きなトビくんの台詞、タイトルに続く一言を最後に。
「ワシ一人じゃ、どーにもならん、手ぇ貸せ!」