fluid さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
「さくら荘のペットな彼女」に似てます、かなり
ゲームを作るために才能ある仲間達をかき集めるお話。
ゲームを作るのが目的だと口では言ってますが、ゲーム作りというよりは小説やラノベの作り方を熱く語る雑談シーンが非常に多いです。
1期は、これアニメにする必要性が無いんじゃないだろうかと思えるくらい雑談が多いです。音を消して絵だけにすると何をやってるのかまったく分からないレベル。
2期を見て気づいたのですが、これアニメの「さくら荘のペットな彼女」とストーリー展開がほとんど同じですね。バレないようにさくら荘の展開を真似するためにキャラクターを微妙に変えてる感じ。
1期のときはどうでもよい雑談トークがマシンガンのように延々と続いてましたが、2期では展開だけでなく雰囲気もさくら荘に似た感じになり、ゆったりとした描写や感情表現が中心となります。1期よりだいぶおもしろいです。でも、さくら荘と比べると感情の描写がおそまつすぎて劣化版とういう感じ。
■冴えない彼女 <> さくら荘
・主人公は目的やリアクションがほぼ同じですね。ストーリー展開や描写に沢山関わる主人公はなかなか変えずらいポジションなのでしょう。
・さくら荘の椎名ましろは二人のキャラに分離してるようです。無表情キャラはめぐみ。絵描きの才能はえりりに移して性格はツンデレに加工。絵の才能を{netabare}他社に引き抜かる展開というか描写は数十カ所以上の類似点があります。デビュー作が大物ゲーム開発者の目にとまり引き抜かれる展開とか、本当に欲しいのは絵の才能であなたはそのおまけですという展開とか、仲の良い仲間なのに才能が違いすぎて一緒に居られないという描写とか、上げたら切りがないくらい類似点が多すぎてこれはまず間違いなく、偶然ではないと思われます。まあでも、このくらい変えてあるなら許容範囲ですね。そもそも、この作者さんの作風というか好んで使う技法がさくら荘とはまるでちがうので、雑談するシーンは作者さん書いてる感じですが、さくら荘の展開や描写をまねてる部分と違いすぎて、同じ人が書いてるとは思えない違和感のある仕上がりになってます。{/netabare}
・うたはが小説書くところや年上からのアドバイスする感じが、さくら荘のじんさんに似てます。
他にも数え切れないほど類似点があるので、気になった人は見比べてみてください。