とらお さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
大好きでした 合掌
メインキャスト
主役は某少年革命家のように不登校な悟空ボイスの三平三平(みひらさんぺい)
主役なので赤白青黄のガンダムな正義色が80年代ぽい
悟空以上の訛りで、某芸人が扮する野沢節は誇張が足りない三平ですね
未成年の三平を各地に連れ回す紳士なイメージの魚紳さん
当初は釣り中にウイスキーでヒックとやさぐれた風来坊だったが、
女性からのファンレター増加でスマートな財閥御曹司に路線変更された
男性にも人気があり近年書かれてる外伝もカッコイイ
https://evening.kodansha.co.jp/c/vsgyoshinsan.html
一振りウン十万する竿を作らない竿師一平じいさん
息子である平(たいら)の行方を追っている・・・
三平平と名付けられ、ダレも知らない遠くへ行ったのが蒸発の動機かも
彼らが川でヌシ釣りしたり、松方弘樹のように世界を釣る作品で、
ギミック釣法が面白くて筏の仕掛けやムツゴロウの掛け針マネたり、
針の返しを潰してメダカ針を作った人も多かった
キチが許されたおおらかな時代の釣りの先駆け作品でしょう
2008年の実写映画は誰も覚えてない
子供らに釣りブームを起こし、当時の床屋では常置き本になった
そして作品内の”ゴミは埋めて帰ろう”という意識をキッズに植え付けることになる
当時はそれがマナーだったんでしょう
戒めという意味で人為的に絶滅させられたマス発見の長編を書き、
9年後にさかなクンがクニマスを発見しちゃっい、そのリンクにぎょぎょ~となった
自然が舞台で背景の書き込みが緻密なのが漫画版で、葉っぱ一枚づつ書くキチ作者
そんな背景にデフォルメされないキャラが跳ね回り、重力1/6に感じてしまう作風は独特
けど、なんといっても跳ねて反りかえった魚がかっこよくて釣りしたくなるのよ
釣り作品で後世に残るのは三平と釣りばか日誌だけでしょう
キチ・ばか、手に取ってしまう吸引力ありますね