かんぱり さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラストシーンは感動しました
12年前、ブラストフォールと呼ばれる原因不明の大災厄で多くの人々が一瞬にして亡くなった。
最愛の娘をブラストフォールで亡くした賞金稼ぎのロイは、ある日空から落ちてきた不思議な少女と出会う。。
という感じで始まるこの物語。
不思議な少女は記憶を失っていて、ロイはソルティと呼ぶことに。
最初ソルティを煙たがっていたロイだけど、健気なソルティにだんだんと閉ざしていた心を開いていって・・
作品全体に漂う、洋画テイストの雰囲気がいい感じです。
次回予告のレコード盤とか。
難を言えば設定に甘さがあることかな。
{netabare}なぜソルティは初対面のロイに親しみを感じたかは最後までわからなかったし。
この惑星に移住したことや、なぜ地下街があるのかを、昔のこととはいえ、誰も知らないのは不自然だし。
なぜソルティの性格が変わったのか分からないし。{/netabare}
などありますが、それでも私はこの作品が好きです!
それは、ソルティのすごく健気なところや、
ロイのオヤジらしい不器用な愛情が見てて微笑ましいし、
ロイたちを助けてくれるミランダ・ミーシャ親子や盗賊グループのローズなどのキャラも良かったので。
飛行機乗りの男の子とソルティの絡む話も良かった。
正直中だるみするところもあったりするんですが、
なんといっても終盤のロイとソルティのやりとりからラストシーンまでがすごく良くて、じわっと来て泣けます。
このラストシーンだけでもこの作品の価値はあると思います。
OPも耳に残る感じでよかったです♫
そういえばラストのロイって何歳なんだろう?