栞織 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラストにがっかりした、途中までは面白かった
2クールのうちの1クール目は面白かったと思いました。1クール目は音楽コンクールの話があって、出場者のキャラが立っていたり、ギャグが入ったり、いろいろなジャンルの楽曲が演奏されたので面白かった。またライバルが競う話だから盛り上がっていました。しかし2クール目では下降線です。ラストが昔の「We are the world」の再現みたいで、ちょっとかなり拍子抜けだったです。某掲示板でも予想されていましたが、本当にそのオチで終わってしまうとは。またライバルの女の子が最後あまりにも悲惨で、エヴァのアスカみたいでした。こういうえこひいきものは私は大嫌いです。やめてほしいと思います。スタッフの人が肩入れしていて起きる現象だと思うけど。
音楽関係については、ライブ録音が「坂道のアポロン」と同じくぴったり合っていて、それは見ていて楽しかったです。前半の楽しさは音楽とアメリカ的な要素が合致していた事にありました。またドラマ部分もよかったと思います。後半については事情があったとは思いますけど、本当に胸糞が悪いと書いたらまずいですけど、そんな話で残念でした。「坂道のアポロン」「残響のテロル」まではこの監督の作品が好きだったんですけど、本作で一気に評価を下げてしまったのが残念でなりませんね。