徳寿丸 さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
八男って必要もないでしょう?
原作未読(2020.11)
「なろう系」作品。お察し。今年はコロナ禍もあり春以降1クールの放送本数もかなり減ってますね。製作側も視聴側も厳しい状況です。色々耐えましょう。
さてこの作品既に完結してるようで現在は続編?が連載されてるみたいです。つまりそれなりにストックもありその気なら2クール、続編も視野に入れての製作も可能な立ち位置だと思うんですが取り敢えずネタがないので引っ張り出された作品(失礼!)的な臭いを感じるのは私だけではありますまい。こちらも作品本数が少ない中での異世界モノですしうーーーんと思いながらもお付き合いさせて頂きました。まぁ、OPが「デーモン閣下 × 宝野アリカ」ってだけでも価値?はあったのかも知れません(それ故こちらもちょっと期待しちゃいましたが・・・)。
この手でまず最初のハードルは「転生」必要か?って事。転生前の記憶や経験が物語上重要なアドバンテージとして機能しているか?付加価値があるか?なんだけどこの作品は{netabare}5歳児に転生したら5歳児のような感性になる。たった2週間の付き合いだった師匠(塾の講師みたなもん)との別れで成人男性がそこまで動揺するだろうか?(ただならぬ関係だったのか?)味噌やら醤油といった製造レシビ。たいして使えない営業トーク等 {/netabare}主人公の特殊性がこの世界の魔法能力のみの為必要性がほぼない。つまり転生先の5歳児の人格を消失させただけ(魔法能力は元々転生前の体に宿っていた可能性がある)。もう一度問うが転生必要ですか?という具合にただ異世界転生モノにしたかっただけという有様。
個人的に話数を重ねる度に不愉快さが増していく内容で結局、長男DISりたいだけじゃないの?作者は長男に何かよほどの恨みでもあるんですかね?因みに自分は長男ですが何か?逆に弟達を羨ましく思う事も多かったですがね。という感じのほとんどお湯の薄味スープみたいな作品です。
私のツボ:1話の米研ぐシーンは自分のリアルと被って嫌だった(笑)