スプリット さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 1.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
あの日見たラブコメが斬新すぎてその価値を僕はまだ知らない
リアルタイムで全部見ました。原作未読。
ここからはアニメの1クールのみの感想を書きます。厳しいことも書くので肯定意見しか見たくないよと言う方は見ないほうがいいです。もちろん否定意見だけではありません肯定意見もあります。
物語面で気になったのが{netabare}マミの出番が急に終わって、るかが出てきたところ。正直投げっぱなし感半端ない。1クールでまとめるのが大変だったのか、それとも原作からそうなのか分かりませんが物語のぶつ切り感が出てしまった。物語は4人のヒロインだと思いますが、最後に出てきた桜沢墨は登場が11話と遅すぎて原作未読組からしたら何で今?しか感想が出てきません。1クール通してこれがなんで11話?とか全体的な構成に大きく問題がありました。これを言ったらアレですがこれもう千鶴と最終的に結ばれますよね?って感じの1クールでした。4人のヒロインがいるにも関わらずこの1クールでは上手く発揮できてなかったように思えます。そもそもヒロインがレンカノって…という感じなんですが物語の根幹を否定することになるのでそこは評価の対象にはしていません。
あとは周りのモブの反応がいつも一緒でしたし、現実味のない反応(うわ、あの男がこんな美人を?と本人に聞こえるように言うところなど)をしていたのが気になりました。まあそこは優先順位は高くないので別にいいと思います。{/netabare}
キャラクターに関しては巷ではマミは性格が悪いだとか、和也がクズだとかヘタレだとか言われていますが、正直そこは別にいいんです。キャラクターになんの個性もないほうがまずいです。問題はキャラに愛情がわかない点です。何を考えているのか。何がしたいのか、そこが全くわからないんです。もしかしたらそこが魅力なのかもしれませんが、すみません私にはまだ早いようです。キャラデザはいいと思います。言ってしまえばこのアニメで一番評価されるのはキャラデザです。いかにしてキャラのビジュアルで視聴者あるいは原作読者を手に入れられるかだと思います。
声優さんのアフレコは良かったです。キャラにあってました。
作画は背景が雑なところが多かったです。キャラクターの作画に関しては良かったと思います。
物語同様、気になったのはBGMが全くあってないところが多すぎました。え?このシーンでこのBGM使う!?ってシーン多すぎです。これは物語の構成と違って改善が比較的しやすいところですので早急に直していただきたい。
これはもちろん個人の一意見です。まだ時代が追いついていない、あるいは私自身いいところをわかっていないのかも知れない。