Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
朗読音楽劇…!?
この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版は視聴済です。
私はdアニメで本作品に出会いましたが、公式HPを見ると「朗読音楽劇」と記載されていました。
もうOVAは世の中に輩出されているにも関わらず、何故今朗読音楽劇なの…?と思ったら、本来は昨年10月に開催される予定だったんだそうです。
ところが、台風の影響で全公演中止になってしまい、開催時期が1年ずれ込んでしまったんだそうです。
それにコロナウィルスの影響もありましたしね…
TVアニメ版を視聴したのは2017年の冬なので、もう3年半以上前になります。
記憶が怪しいかなぁ…と思いつつ視聴を始めましたが、見ているうちに思い出すモノですね。
再マラソンしなくても置いてけぼり感は感じませんでした。
かつて交わした“約束”と、それぞれの“つとめ”
5長官制度が廃止され、
ACCAがモーヴを頂点とした新体制となって1年近くが経過したある日。
記念祭を控え、賑わう首都バードンのとあるカフェで
オウルとの再会を果たしたパインは、
彼の知られざる過去を明かされる。
一方同じ頃。ジーンはとある悩みを抱えつつ、記念祭の準備に追われていた。
そんな彼もまた、出張先のビッラで“あの男”との再会を果たす。
組織を離れた者と留まった者、彼らの邂逅によって紐解かれる過去の断片。
あの頃、人知れず語られた言葉、そして隠された想いとは──。
ACCAアニメスタッフ&キャストが再結集。
オリジナルストーリーで描き出す、彼らの後日譚。
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
物語の主人公はOVAでもジーンを軸に物語が展開されていきますが、今回の話題の中心は碧ちゃん演じるロッタ嬢です。
天真爛漫なロッタ嬢ですが、人生の岐路を迎え、色々思うところがあるようです。
それにこの作品独特の「間」や静かに流れるような展開、それに挿入されているピアノの音色がとにかく心地良い作品でした。
昔は静かに流れるような展開はどちらかというと苦手だったのですが、色んな作品を視聴するうちに苦手意識は克服できていたようです。
喫煙シーンは相変わらず多め…ですが、前回はジーンが他人からの貰い煙草で喫煙する姿が多い印象がありましたが、今回ジーンが貰い煙草をするシーンはありませんでした。
それだけジーンの立場が変わったということなのでしょう。
レビューを書きながら作品を思い返してみて思いました。
「声優さんの生の演技でこの作品が見れるって最高なのでは?」
声質に特徴のある声優さんが起用されているのもこの作品の魅力だと思っていましたが、そっか…声優さんの生演技でアニメを見るという贅沢ができるんですね。
これまでの私の発送には無い選択肢でした^^;
1話50分弱の物語でした。
私は朗読音楽劇ではありませんでしたが、しっかり堪能させて頂きました。