take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
やはり八幡の恋愛は面倒くさい・・・
相変わらず小町かわいい。
このシリーズ作品での小町はポイント高い、私的にw。
さて、長らく続いてきた物語が一応完結という事で・・・。
この作品、今まで以上に悪人が出ていないですよねぇ。
立場によって都合が変わっているのだとは思いますが、あからさまな悪人はいないので、ノイズが少ない気がして好きです。
八幡周辺の人物、出来事に集中できるというか。
あと、主要メンバーの絡み方も好きです。
それぞれの突っ込みと比企谷君のニヒルな返しが小気味良い。
私的には一色いろはの高速切り替えしからの~ごめんなさい、が大好きでした。そして小町との会話も楽しいです。
それにしても、三角関係の思いを間違えないように丁寧に畳んでいくと…、こういうことになっていくんですねぇ。
実際には三角+αな気もしますが…、まぁ、大変面倒な事になっています、外から既に戻れない年代になったオッサンが眺めてみれば、アニメの中の物語とは言え「立派に青春してるなぁ」と羨ましくもなる訳です。
「男の意地」ねぇ・・・比企谷君、それは平成を通り越して昭和の不器用な男が言うセリフだぜ・・・君も面倒な男だねぇ。
「好きだ」で済む話なんだろうけど、それ以外の思いにも誠実に向き合うと「好きだ」だけでは言葉が足りないんだろうね。
平成~令和の男はもっと素直な方がウケがいいんじゃないですかね、とそっと呟いてみる。
がっぷり四つに組んだ「愛、いや恋かな(気持ち)」と「恋ゆえの行為」がホンモノで、それ以外の代替行為は全てニセモノ、依存なのか?
「一緒にいると楽しい、一緒にいたい、一緒にいて楽しかった」を共依存という言葉で一括りにして良いのか?それを是とするのか?
平塚静先生の一言は痛快だ {netabare}「君の気持は言葉一つで済むようなものか?」 {/netabare}
ここは経験豊富な大人の出番だろう。
本当に魅力的な「いい先生」だ、誰か貰ってやってくれ、何なら私が・・・。
さて、静先生は八幡の選んだ結果に満足したようで・・・、
ただ単に、ひねくれたボッチに立派な青春を全うしてほしかったのか・・・
それとも・・・実は・・・なんてね。
物語は、集大成としてオールスターな感じでしたね。
まぁ主力メンバーのエピソードが手厚いので登場シーンはそれなりに、でしたがよかったよかった。
いやぁ~良いアニメでしたねぇ・・・ホントに。
「青春だなぁ・・・」と思える内容でした。
どこかのとらドラではないですが「そういう風にできている・・・」
いや、このタイミングでお互いが出会えたのは幸運なのか、不幸なのか、リアルで生きている自分はそういう風にも考えてしまいますが、ホンモノを見つけてしまった二人に幸あれってとこです。
そして、由比ガ浜由衣、一色いろは、小町、川崎沙希、雪ノ下姉、葉山、戸塚、戸部、材木座、ほかのお前らにも幸あれ。
長い付き合いだったので、アニメとは言え、そういう気になってしまいました。
振り返ってみれば、仲間もたくさんできて、八幡君はモテモテじゃんか
「リア充爆発しろ!!」
私の青春時代よりもよっぽど充実しとるわ!!
(ま、私は八幡ほど物事に真正面からぶつかっていなかったしな・・・)
いま、そういう時期を迎えている皆さんは、本当に「本当の意味」で「真剣」に楽しんだ方が良いですよ。
体も動いて、頭もさえてる、時間も無限にあるような気がするでしょう?
学校行って、部活して、飯食ってれば十分な時期なんてほんの一瞬ですよ。
「良い青春を!」オッサンからのメッセージです。
あと、小町かわ・・・。