さるさる さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
すばらしい
もう何度目だろう、、、4回目くらいかな、久しぶりにまた見たくなって視聴中。
アニメの中で一番好きな作品です。最初から見直して、いろいろなところに伏線が用意され、登場人物の思いが細かく描かれています。EDのシーンがフィナーレになっていること、今頃気付きました(笑)。今まだ六話ですが、既にここでタオルが必要で(笑)。
小鞠ちゃんの問題をみんなで話し合いっているところで、恭介の長い台詞「だが、知ってしまった以上、もう逃げることは出来ない。もし世界が知りたくもないことにあふれているとしたら、出来ることは目をそらすことか?逃げることだけなのか?そうじゃないはずだ。今の小鞠にはおまえが特別な存在なんだ。だとしたら、小鞠を助けてやれるのは、どうにかしてやれるのは、おまえだけだ。逃げ出したら何も解決しない。」そして鈴以外のメンバーが易しく微笑む。この時のメンバーの微笑みの心境を考えたら、、、TT
そしてりきくん、両親を亡くしてつらい日々を乗り越えてきたからこそ、判ってあげられる小鞠の思い、そして自身が助けられたからこそ今度は自分が助けてあげようという優しい思い。そして、救われた小鞠が、鈴を最後まで助けてあげようとする思い、、、今の世の中で失いつつある、人のために心配し何とかしてあげようと思い行動する、「良心」にあふれた作品です。何度も見返せば見返すほど、更に感動が深まる素晴らしい内容で、ともすれば忘れてしまう優しい心と勇気を見る度に思い出させてくれます。