yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
二推しは小町ちゃん♡
「付き合ってる」って難しい。
いつも一緒にいるあの二人は付き合ってるんじゃない?
って本人たちに聞いてみたら
「全然違うよー」
「そんなんじゃないから」
って言われちゃったり。
当の本人たちだって
(これって付き合っているようなもんだよね?)
(ただの友達・・・なのかな?)
なんて思っていたり。
恋愛至上主義
の対極を行く二人の恋愛?模様。
恋がしたいんじゃない、
彼女が欲しいわけじゃない(いらないわけじゃない)。
ただ、
あなたの
そばに
ずっといたいだけ。
あなたの
となりを
ずっとあゆみたいだけ。
でも
そうするには
理由が必要なんです。
あなたの
そばにいるための
あなたの
となりをあゆむための
そんな理由・・・
いらなくね?
だって
そばにいたいんだもの!
となりをあゆみたいんだもの!
{netabare}って結論に至った八幡君の物語{/netabare}
ここに完結!!
いやーよかったね。
ハッピーエンドで終わるお話は大好きです。
一色いろはの超ド級の破壊力について
{netabare}ちょっとこれを見て欲しい。
一色いろは語録
2期5話(図書館にて)
はぁ、なんですか、口説いてるんですか、ごめんなさい、無理です、好きな人がいるので。
2期5話(ジョゼのポートレートのある生徒会室にて)
えっ、なんですか、それ、口説いてるんですか、ごめんなさい、狙いすぎだし、気持ち悪くて無理です。
2期6話(コミュニティーセンター前にて)
はっ、もしかして今のって口説こうとしてましたか、ごめんなさい、ちょっと一瞬ときめきかけましたが冷静になるとやっぱり無理です。
2期7話(コミュニティーセンター内にて)
んはぁ、もしかしていま私のこと口説いてますか、ごめんなさい、年上結構好きですけど無理です。
2期10話(帰りの電車内にて)
はっ、なんですか、傷心につけこんで口説いてるんですか、ごめんなさい、まだちょっと無理です。
(耳元に唇を寄せて)責任、取ってくださいね。
2期12話(バレンタイン料理教室にて)
なんですか、口説いてるんですか、甘いものだけに甘い言葉をささやけばいけるんじゃないかーとかちょっと考えが甘いので出直してきてください、ごめんなさい。
3期2話(次回予告にて)
う、ぁはぁ、もしかしていま口説いてましたか、このまま映画デートに誘われる流れでしたか、でもなんとなくごめんなさい。
3期3話(呼び出された校舎裏にて)
はっ、あ、もしかして先々「もう妹とは思えない」って言って私のこと口説く気でしたか、流石に今の今だとちょっとときめきようがないのでまたの機会に出直してきてください、ごめんなさい。
3期5話(夕日さす校舎の一角にて)
はっ、私のためですが、なんですかそれ口説いてるんですか、特別扱いで悪い気はしませんし困っているところを助けられるのは嫌いじゃないですが、それはそれとして色々片付いてからお願いします、ごめんなさい。
3期10話(音響室にて)
あっ、もしかして、業務連絡にかこつけて、私との距離を縮めてそろそろ告白する気でしたか、遊びに行くくらいはいいんですけどそれ以上は全部終わってからにしてください、ごめんなさい。
程よく本音で、
要所要所であざとく、
後輩要素満載の小悪魔。
よく八幡落ちなかったな!
最後のほうなんて断り文句じゃないし。
彼が欲しいものが
「本物」ではなく
「彼女」なら
一色いろはを選んだかもしれない。
でも
もしそうなら
一色いろはが
彼を欲しまい。
難しいものである。
三角関係というよりは三すくみの関係にあった奉仕部に
突如撃ち込まれた弾頭ミサイル「一色いろは」
その威力で
安定と停滞と閉塞に包まれた日常を打ち砕く
否応なしに変化を求められる三人・・・
って流れなんだけど
一色いろはの破壊力ヤバすぎ!
あまりの存在感に
メインヒロイン二人を差し置いての
一色いろはルートあり?
って思ったほど。
この物語が当初の予定通りの大団円に終わった真の功労者は
一色いろは
といっても過言ではない。
本人も言っている通り(3期12話でやっはろーを焚きつける)
責任お化け(八幡)に既成事実を突きつける
って方法をとれば彼を落とすことは可能であった。
でもそうしなかった。
やっぱいい子じゃん!
いろはす♡
{/netabare}