たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アニメは「狂気」だから面白い
表現というのは「ふしだら」で「変わって」いて、「不健全」だから面白い。
もし、健全な道徳の教科書じみた作品ばかりの世の中だったら、それこそ退屈である。
作者の内なる「狂気」や「願望」を傍から見るからこそ、どうのこうの評価ができるのである。
しかし、この作品には残念ながらそういった制作側の「狂気」が見えない。
アニメ監督の庵野秀明的な言い方をすれば、「パンツを脱いでいない」のである。
もっと「ふしだら」で、「不健全」で歪であって良いのである。
それが「表現」というものでないでしょうか?