「泣きたい私は猫をかぶる(アニメ映画)」

総合得点
72.6
感想・評価
139
棚に入れた
661
ランキング
1121
★★★★☆ 3.7 (139)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.5

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ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

猫になりたいって、あったな~。

ヨルシカの「花に亡霊」って楽曲がバックに流れるCMを観るたびに
小学校の娘がこれ観たいなって言ってたもののNetflix入ってなかった
ので断念してました。

なんでNetflixだけなんだよ~って当初思ってましたけど、その経緯は
元々劇場公開の予定だったのがコロナの影響で
Netflix独占配信になったというのを知って納得。

この度Netflixに加入したのでようやく娘と視聴しました。

序盤。
主人公の美代(あだ名はムゲ)は裸足で好きな男の子
(日之出)にヒップアタックしちゃうような、ぶっ飛んだ行動連発で
う~んってなりつつ観てました。

ムゲの行動が大袈裟すぎてってのは
ありましたけど、このムゲが猫の仮面をかぶって変身した
猫の姿があまりに可愛くって・・・

あのブルーの瞳で健気になついてきたら、日之出じゃなくても
猫好きならとりこになっちゃいます。

日之出が陶芸をやってる設定は、どこかで見たようで逆に意外性が
なくない?なんて思ったり、
教室での好きな人への手紙を取り上げられてみんなの前で
読まれてしまうシーンとかもまあありがちだなってとこはありました。

中盤は人間関係が上手くいかなくて現実逃避ぎみに。
(自分も中学生くらいに猫になりたい~なんてアホなこと
思ったことあったような気がします。暖かいところで日向ぼっこしてる猫とか、羨ましく感じたりしちゃうんですよね)

家庭内でも父親や婚約相手の薫と上手くいってなかったりで、
ムゲは猫になって家出してしまいます。

そしていつの間に人間の自分には
薫が飼っていた猫(きなこ)が人間のムゲとして入れ替わって
います。
(薫ときなこのシーンは、自分も猫を飼ってたことあったので
胸にくるとこあったし、感動したな~)

後半は日之出とムゲがお互いの気持ちに気づいて猫の世界に行って
人間としての体を取り戻しに奮闘するって内容で
ジブリの猫の恩返しみたいだなってとこは正直あったものの、
元人間だった人?猫たちやきなこの活躍もあってちゃんと人間に
戻れてハッピーエンドへ。

ヨルシカの流れるエンディングロールは、キャラクターのその後が
ちゃんと描かれてましたね。
ああいうのってほほ笑んじゃうし、脇キャラにスポット当たってて
良かったな。

音楽も好きだし、ほっこりする素敵な作品でした。

YouTubeでヨルシカの「花に亡霊」のミュージックビデオを、
この作品を視聴した後で、観るとストーリーがよみがえって
素敵な気分になれますよ!

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 239
サンキュー:

23

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