yJnkd27391 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ファンが望んでいることを全てやってくれた
やはり3章の見所といえば、バトルシーン。特にバーサーカー戦、セイバーvsライダー戦、桜vs凛、史郎vs言峰でしょう。原作をプレイした人ならいつかこれが映像化しないかなぁと待ち望んだシーンだったと思います。1章からそうですが、ユーフォが作る戦闘シーンは凄すぎて息をするのを忘れてしまうくらい画面を食い入るように見てしまいます。今回も戦闘シーンは自分が頭の中で想像していた作画を遥かに超えた作画で素晴らしかったです。 {netabare} 特にバーサーカー戦の史郎とアーチャーの演出は最高でした。劇場版のEmiyaアレンジが聞けて感無量です。さらに、バーサーカー唯一の台詞にも痺れました。また、ライダーvsセイバー戦の作画は本当に凄く、宝具のぶつかり合いのシーンは息が出来なかったです。作画レベルはぶっちぎりで高く、今後もこれを超える作画を見る事は当分の間、出来ないと思います。ただ唯一残念なのは、セイバーにとどめを刺すシーンは、多少のセイバーとの日々のフラッシュバックがあっても良かったかなと思いました。監督はあの時点では覚悟を決めていたと話していたので納得はしました。その後の凛vs桜、史郎vs言峰も想像以上でまさにこれを見たかったんだとずっと思っていました。こうしてレビューを描いていますが、正直この映画は、見れば説明などなくても感じ取れることがその全てだと思います。見ればキャラクターの思いなど全て伝わると思います。それがこの映画の凄い所だと思います。声優さんについてですが、特質して触れるならば、下屋さんの演技は物語全体を通して迫心の演技だったと思います。舞台挨拶でも演じているのが精神的に本当に辛かったですとお話されていましたが、それが納得出来る、想いの籠った演技で、まさに桜そのものになっていたと感じました。主題歌の「春はゆく」も聞くだけで泣きそうなってしまうくらい3章にピッタリな曲だと思いました。最後の終わり方も想像していた通りで素晴らしかったです。 {/netabare}