「禍つヴァールハイト -ZUERST-(TVアニメ動画)」

総合得点
65.1
感想・評価
116
棚に入れた
341
ランキング
3490
★★★★☆ 3.3 (116)
物語
3.3
作画
3.1
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.2

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

マジかよこれ

多分リアリティ警察の方は見ない方がいい。前半に強烈な掴み要素がないという映画的な構成でアニメオタクに全く媚びない姿勢は面白い。

運送屋のイヌマエルと帝国新兵のレオカディオ。
二人の視点で語られる物語。

帝都と周辺都市との軋轢が激化の一途を辿るヴァールハイト帝国。魔物がうろつく帝国内で市民は流通する銃火器で自衛する中、議会への反発が増えるほどに帝都内での凶悪事件もまたその勢いを増していく。議会は治安維持を旗印に周辺市民の武装禁止を強行。自衛手段を奪われ帝国軍への依存を余儀なくされた民衆の不満は募りに募り、各地でテロ組織が生まれる程に情勢は悪化していく。

レオカディオは運送屋イヌマエルの荷物の積み込みを何の気なしに手伝う。「今後もよろしく」勤務地が一緒なことで笑顔で握手を交わし別れる2人。イヌマエルが去った後、レオカディオは積み忘れと思われる、とある荷物を見つける。

それは、ただの親切心だった。

良かれと思ったこの迂闊な親切が、彼ら2人の、
そして帝国の未来を大きく狂わせることになる。



第3話
{netabare}OPEDはこのままかよ。つくづく媚びないねえ。キャラパワーで引っ張る気もさらさらない様子。あえてキャラ弱くしてる。雰囲気が暗く硬くなり過ぎないように主役二人はいじられキャラの優男。魔法はあまりバカスカ打てない設定なのかな?ファンタジー成分は魔法と化け物だけなのにどちらも地味。この程度なら今では実写でも出来るのでアニメならではの試みは欲しい。今期のペラペラな〇〇アニメばかり見てると物凄い傑作に見えてくる。タイトルほどは中二臭もしないし今んとこ面白さなら一番かな。シリーズもの以外なら結構上位だと予想。{/netabare}
第4話
{netabare}今時希少な、ちゃんとストーリーで勝負する作品。多少のご都合感はあるがテンポコントロールの範疇。。シリアス作品だけどアニメならではのデフォルメはあって重くなりすぎないような配慮はある。ただやっぱり画面の派手さはない。ビックリドッキリスカッとしたい方は不可だと思う。昨今のキャラアニメのように丁寧に細かく心情を説明しないので感情移入ガーの方も厳しいでしょう。レオカディオが冷酷に映るかも。しかしゲーム原作のくせに魔法がひたすらに地味。作画が悪いんじゃなくてどうみても意図的。派手なバトル作品と思われたくないんだろう。だがさすがに地味過ぎる…。{/netabare}
第5話
{netabare}今回は色々と匂わせただけで次回から話が動きそう。しかし作画ガガガ…。今期の作画だけの〇〇アニメよりかは段違いに面白いのだがこの作画レベルはひと昔前の作品より微妙…。いくらキャラアニメじゃないって言ったってねえ。今は昔と違って実写でもCGで色々出来るからこれはどちらかと言うと実写向きの題材だと思う。わざわざこのレベルの作画でアニメをやる意味あるのかね。ソシャゲの客層は実写見ないから販促にはならんのかな。今のアニメは萌えキャラ出さないとキャラに魅力がないって言って誰も見てくれんよ…。キャラに焦点を当てて深堀するようなストーリーでもないし。円盤全く売る気のない姿勢に男気を感じるので応援したい。{/netabare}
第6話
{netabare}うーむ。とてもよくあるやつ。何番煎じだろうか。蔓延している病気や化け物の原因が秘密裏に行われてる実験の産物ってやつ。しかもストーリーのキモなのにやっぱりクリーチャーデザインがしょうもなさ過ぎる…。作画もヘボ過ぎる。いやまあ面白いっちゃあ面白いんだけど、今更こんな設定で何がしたいんだろうか。一番キャラが立ってたエルフリーデをああいう扱いするのはちょっと驚いたけども。{/netabare}
第7話「Rogue Operation」
{netabare}襲撃が帝国軍にバレていたのは明白だった。廃棄された施設に逃げ延びたイヌマエルとイルマ。追って来たエルフリーデとの戦闘の折に床が崩落、施設最深部へと転落したイヌマエルと帝国兵コンラッドは脱出の為一時休戦を誓う。コンラッドから妹の処遇を聞き脱出を焦るイヌマエル。深い地下の中で彼らが見たものは、この地域が立入禁止になった原因「フリーレンの炎」だった。

なんかモンスターの存在ってそこまでストーリー的に比重大きくないのかな。外見の変化の違いにも意味があるのかどうなのか。ここまでほとんど謎だらけなんだけど今回もさらに謎増やしてきやがった。面白いんだけどソシャゲの客層にウケるのかねコレ。イルマが悲惨な目にでも合うのか。エロゲーのように少女虐めてお涙頂戴はして欲しくないけど。{/netabare}
第8話「Rogue Ultimatum」
{netabare}脱出を目指すイヌマエルとコンラッドの前に現れたヘルマン。連行したシセルを殺そうとする卑劣さに憤慨したレオカディオは背後からヘルマンを刺殺。モンスターと化したエルフリーデは死の間際に意識を回復。極秘に調査していた情報を新都のとある人物に証拠品と共に伝えて欲しいと訴え絶命。自隊の隊長ヘルマンを殺害し、今回の騒動による帝国への疑惑も捨てきれないレオカディオはコンラッドと共にヘッドキーパーへの一時協力を渋々承諾する。再度握手を交わすレオカディオとイヌマエル。だが今のイヌマエルは前回と違い、親友を殺した憎き仇。

「アンタを許したわけじゃねーぞ。」
イヌマエルの手を握りしめ鋭く睨みつけるレオカディオ。
「この件が片付いたら、必ずケジメをつけてもらう。」

おおーまさかヘルマンが殺されるとは。しかもあっさり。ここで共闘展開にしちゃうのか。でもこれはこれで面白くなってきた。ちょっと今回は詰め込み過ぎな感じもするが次回はかなり話が動きそう。エルフリーデにコンラッドが近接対応してる際、イヌマエルが背後にまわって射線変更する動きは良かった。相変わらず戦闘シーンですら作画がヘボいのだがメイン女子2人はきっちり書き込んでるな。しかしモンスターくらいは作画もう少しなんとかして欲しかったがもうあんまり出番はないかな。あとは対議会の展開だろうが今回のラストの演出を見る限りこのメイン2人の因縁はきっちり描くような気はする。{/netabare}
第9話「State of the Empire」
{netabare}ライカ病の研究者ファウストの協力を得ることに成功したレオカディオだったが上司に探りを入れた件により不実の罪を着せられ投獄される。地下労働中に脱出を目論むレオカディオの前に現れたのは、以前ザイツを失った戦闘時に捕獲され、ヘルマンに非道な拷問を受けていた元ヘッドキーパー、ダミアン。ダミアンと共謀し脱獄に必要な作業場の鍵を奪うため監視塔に侵入したレオカディオは鍵の奪取に成功するもあっさりと監視に捕まってしまう。監視塔内に収監されたレオカディオは通風孔から聞こえる女性の声に気付く。声の主はミネルバ・グートハイル。シャアケの母であった。一方イヌマエル達はエルフリーデとの約束を果たすべく聖騎士ゲオルグの元へ。

少しづつ真相に近づいていく展開はいいですね。面白くなってきました。伏線スキーは初戦闘のシーンを見返すといい。しかしレオカディオの顔面がやけに崩れるのは何故だ…{/netabare}
第10話「Break Free」
{netabare}ゲオルグにより明かされた「シュトラウル計画」の全貌。イヌマエルがヘッドキーパーに巻き込まれた原因でもある「ルミナス種子」もまたその計画の一部であった。その力は反皇帝派が強引にでも悪用を目論むほどに強大で、それを阻止せんと活動していたのがゲオルグ率いる聖騎士団。ヘッドキーパーに潜入していた部下エルフリーデの情報により首謀者がマリー・バルト議員であると掴んだゲオルグは新都から動けない自身の代わりにイヌマエル達にマリーの悪事の究明を依頼する。一方囚われのレオカディオはダミアンに裏切られるも自力での脱出に成功。いよいよ脱出成功かと喜びを隠せないダミアンの前にまた新たな怪物が現れる。追いついたレオカディオは間一髪でダミアンを救うが怪物の手には見覚えのある杖。その怪物は殺したはずのあの男、ヘルマンだった。怪物と化すも魔法が使えるヘルマンに苦戦する2人だがレオカディオの作った隙に後方からダミアンが急襲。深手を負ったダミアンはトロッコごとヘルマンに特攻し、最後に拷問の復讐を遂げて爆死。そして新都では新たに皇帝の息子が誕生したのだった。


最初からマリーを怪しく見せてきてるのでそこでビックリさせたいわけじゃないだろうから彼女が何をしていたのかがキモなのかな。なんたらタブレットとかこれまた便利な謎アイテムはちょっと萎えるけどストーリーが破綻するよりかは全然マシか。急に話が大きくなってきてどうまとめるのやら。皇帝は傀儡にしか見えんけどどうなんかな。しかしこの無駄に壮大なOPEDがたまらんっすね{/netabare}

第11話「An Inconvenient Prophecy」
脱出に成功したレオカディオは無事ヘッドキーパーの面々と合流。レオカディオ達はルミナス種子の奪取、イヌマエル達はライカ病に関する調査に向かう。イヌマエルはついに狂気の元凶ラドバウトに辿り着く。だが時既に遅し。災いは発動され、帝都内は光に飲み込まれていく。

なんだろうこれ。このままだと「で?何がしたかったの?」って感じにしかならないような気が。当たり前に崩壊しまくる作画。というか全然ゲームに興味がわかない。ゲーム出てくるのってオッサンレオとファウストくらい?ゲームの冒頭だけ見たらあれはあれで面白そうではあるけど。OPのヴォーカルVerなんだよあれインストで正解だった。

第12話「The Hand that Rocks the Cradle」
ついにモンスターと化したイヌマエルだがレオカディオはこれを撃退しファウストの依頼品を受け取る。災いの光に飲み込まれた帝都は地獄絵図と化す。魔法で封印された帝都の外周には細々と暮らす人々の姿。回復したイヌマエルはある女性に赤子を託される。それはなんと皇帝の娘、その名は―。

なんだこれ。調べたら今作はゲームの前日譚。ここからゲームに繋がるので「続きはゲームで!」ってことらしい。なるほどねふざけんなやらねえよ。

投稿 : 2020/12/30
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