take_0(ゼロ) さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

１期より馴染んだ感じ、まとまり感はでてきた

1期よりも色々と馴染んできた感じで見やすくなっていたし、まとまり感は出てきた感じ。



物語的にも、若干、落ち着いてエピソードが進んでいたような気がします。
夜空 VS 星奈の言い争いも刺々しさ、荒々しさが取れて聞きやすくなりました。
1期の時は少々お品(愛と言ってもいいかも)が無い感が強かったですからね。


今作は少しずつハーレム感もUPしていました。
各キャラクターも少しづつ主人公の小鷹への思いを表現していました。
ただ、俗に言うハーレムハーレムしたアニメとは違い、抑制が効いた形になっています。
これは後段明示されるのですが、小鷹自身の臆病さによるものが大きいようです。
まぁ「友達」を作ることが出来なくて、それを克服するために隣人部の活動をしているのですから、「友達」を越えた彼女的なものを作るのに戸惑い、恐れ、迷うっていうのは当たり前かもしれません。


ここら辺の主人公自身のキャラクターによって抑制が効いていることによって、各キャラクターがそれぞれの思いを伝えても、前進しづらいんでしょうね。
この妙な苦しさも、この作品の魅力と言えば魅力なんでしょうか。
全員、少しづつ何かをこじらせているというか。



しかしながら、主人公の臆病さを払しょくする役割に志熊理科が大活躍をするとは思いませんでした。
これは、私的には、完全に予想外でした。
なぜ彼女がこの役割に抜擢されたかはわからないのですが、物語での重要な役割ですよね。



もう一つ予想外だったのは、 {netabare}幸村が女子だったこと。{/netabare}
これはまた、荒業を使いましたなぁ。
まぁ、相変わらず落ち着いた口調で舎弟を続けているので一安心しましたが。

・・・俺の舎弟にもなってくんないかなぁ・・・お世話してほしいなぁｗ



隣人部の活動としては、予想通りの
「私たちはもう友達ですから」ENDの形は見えてきましたけれども、
それぞれのキャラクターの落としどころが気になってくるところです。



理科の活躍で主人公小鷹がひと段落した頃・・・
今度は夜空が何かをこじらせたようで・・・。




だいぶ時間が空いているようですが、これは3期もできるんでしょうか。
やはり、ほんの少し、私的には惜しい感のある作品なのですが、
魅力のあるキャラクターがそろっているので、続きは気になってはいます。


どうなんですかね？