カミタマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Alice in Underworld
2020/10/13
2020/10/14 訂正・加筆
2021/08/15 タイトル変更 加筆・修正
分割2クールの物なので,1クールでの感想は見送り,全体を視聴し終わったこっちにまとめて感想を書きます。
今回も先が気になり,あっという間に見終わりました。
作画もさらにクオリティーアップし,安定してきれいだしよく動いていました。
War of Underworldを見始めるとすぐに強い既視感に襲われました。何かこのようなアニメを見たことがある気がする・・・
答えは,「コードギアス 復活のルルーシュ」でした。キリトとアリスがルルーシュとCCにそっくり。別に真似たとかでは無く状況的にたまたま似てしまったのだと思います。
そして,War of Underworldではキリトハーレムが堂々の復活wキリトの意識が無いのをいいことにハーレム構成要因自らがネタ的に扱う発言まであります^^;
戦闘は激しさを増し,ハイパーインフレ状態化していると感じました。ストーリー上どんどん敵が強くなり,それにリンクして作画でも「どう?すごいでしょう?こういうの好きでしょう?」と言わんばかりです,確かに好きなんですけど^^;(笑)
ただ,腕や足が欠損するのは当たり前,そしてまたすぐ生えるし,胴体にドデカい穴が開いてもへっちゃら的な感じです。{netabare}キリトに至っては両足切断されたにもかかわらず,普通に飛行して戦闘続行w{/netabare}まるで「足なんて飾りなのです,偉い人にはそれが分からんのです。」と言わんばかりです。
後は,全員集合的な展開,登場キャラが多く,リアルとアンダーワールドでキャラで見た目が違ったりするので,自分には,誰が誰やらさっぱり分かりませんでした。しばらくして,ああ!妹だったのか!!といった調子でした。
神と人間に例えられるリアルワールド人とアンダーワールド人の関係,AIの人権的な話は,結局あまり掘り下げられずに消化不良気味に感じました。
結局ボトムアップ型のAIって何がすごいんだろう?兵器に転用したら独立戦争を起こしたりはしないのかな?アリスはアドミニストレイターに反旗を翻したけど?そもそも,アンダーワールドやら人工フラクトライトやらもろもろの設定はかなり突っ込みを入れたいところですが,SFぽく見せているもののその実,ハイ・ファンタジーととらえれば,全ては許容出来るかもしれません。
無印アリシジゼーションと比較すると自分は作画はパワーアップしたけどストーリーの魅力はダウンしたように感じました。
相変わらず,面白いのですが素直に絶賛できないSAOシリーズらしい作品でした^^;
ReoNaによるOP曲「ANIMA」最高です。曲と声の質が驚異的にマッチしています!ダウンロードしてヘビロテ中です。
この曲,意外と飽きるのが早かったです^^;♪タマシィィの♪の部分がかなり印象的で気に入っていたのですが,あまりにも何度も出てくるので,逆にこの部分「もうおなかいっぱい」ってなってしまいました。
最後に、アンダーワールドに戻った時には地球に「オカエリナサイ(二つ目のイはλっぽい逆向きのやつ)」の文字が浮かびそう思ったのは自分だけでしょうか?