「憂国のモリアーティ(TVアニメ動画)」

総合得点
74.0
感想・評価
275
棚に入れた
1051
ランキング
955
★★★★☆ 3.7 (275)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

各話ごとの感想かな?

イギリスの作家で脚本家のアンソニー・ホロヴィッツの小説に「モリアーティ」というのがあるのだそうです。それは未読ですが、ドイルのホームズシリーズからのスピンオフ小説みたいです。この「憂国のモリアーティ」はそれに影響を受けて作られたものでしょうか。機会があれば読んでみたいですが、当方ドイルのものも満足に最後まで読んだことはありませんので、その筋の専門家には間違いを指摘されるレヴューしか書けないと思います。推理作家のほとんどが敬意を払っているホームズものに列される作品、さてどう今回は作られるのでしょうか。

あにこれ登録後の作品なので、各話感想で追っていきたいと思います。

第一話{netabare}

プロダクションIGは今期がこれが看板ですかね。作画演出ともメインの扱いな気がします。ただ標準かなあという感じ・・・・。話も後味が悪いなあ。様子見って感じですかね。確かに女子受けはするとは思いますが。この主人公に思い入れできるかどうかがファンになれるかどうかの分かれ目でしょう。私は悪いけど、いろいろな点でだめだった・・・。まずい事に、本家イギリスBBCで製作の「コナンドイルの事件簿」をGyaoで視聴済みですからね。どうしてもそれと比較してしまいます。実写ドラマと比較するなと言われそうですが。チャレンジしているところは認めますよ。ううーん、1話切りはしたくないのですが・・・・。見ていて心がざわつく作品を、続けて視聴するのは大変かなあと・・・・。すいません、個人的な意見だけで今回書いてます。 {/netabare}


第二話
{netabare} 二話(実質1話?)になって、物語背景が出て来てわかりやすくなってきました。元孤児という設定だった主人公、幼年時代の話は「ロミオの青い空」的で、わりとすんなり入り込めました。この作品は原作がジャンプSQ連載らしいですね、ちょっと和月先生のイギリスものっぽい感じもあった。孤児なのに大人顔負けの博識というのは、某コナンみたいで子供にもアピールできそう。ただ青年になってからだと、その引きを続けるのは苦しくて、どうなっていくかと思います。イギリスが大英帝国時代の設定は、今後いろいろと伏線になってきそうで面白いです。作画も安定してきましたし、今後どうなるか楽しみになってきました。ただピカレスク設定がどう転ぶかと思って、あまり拒否反応にならないといいと思います。 {/netabare}

第三話
{netabare} 演出効果で黒毛虫が使われていたのは、「悪の華」みたいだった。「悪の華」はラストがよくなかったけど、演出的には高度だったと思うから、参考にしているとしたらいい事かも。まあ好き嫌いはあるものだったけど。それにしてもウィリアムはいつもコンサルタントということで実行犯ではないという立場、今後どうなっていくのかと思います。アルバートは今のところウィリアムの資質に惚れこんでいるから、保護しているのだけど。犯行の仕方については、この時代のガス灯の仕組みとか調べて使っているのは、頭がいいと思いました。作画も安定していると思います。やっぱ今期はこれが一押しになるかな私は。最初のPV見た時の印象もそうだったからなあ。 {/netabare}

第四話
{netabare}ウィリアムがイギリスの地方都市に数学教師として赴任したところから話ははじまり、ある子爵家の子爵と使用人のバートンとの確執の話になっていきます。話の展開が、バートンの奥さんの女性のキャラデザインもあってか、和月先生の「エンバーミング」的だった。話も作画も安定してきたと思います。ウィリアムの今回の犯罪も、化学の知識を生かしたもので、やはり頭がいいものでした。今回は三人組については特に異変はなかったので、勧善懲悪の話でしたけど、嵐の前の静けさなのかな。OPに出てくるウィリアムと対峙している「Blood+」のハジみたいなキャラがホームズなのでしょうか。今後出てくると思うのだけど。 {/netabare}

第五話
{netabare} 身分違いの恋の悲劇とその復讐劇、コミック無料本で先にあらすじを知っていたので、ほとんどそのままだったので特にすごい点はなかった。作画は安定していて、演出も堅実。新登場のキャラたちもこれからチームワークになっていくその紹介だった。一部キャラが「サイコパス3」のキャラ風かな。同じプロダクションIGだからそんな感じ。次回でホームズが登場するらしい。あの「Blood+」のハジみたいなキャラ、コミック無料で先に見ているけど、ハジよりもだいぶ軽い。ウィリアムとどうかかわっていくのかが楽しみです。今回アルバートたちの出番はなかったなあ。 {/netabare}

第六話
{netabare}無料コミックではこの回と次の回までは読んでいます。ホームズ登場で宿敵が出て来て、話ががぜん盛り上がってきました。コミックよりもだいぶ追加場面が加えられていて、話の展開の仕方がよかったです。今回のゲストの貴族キャラは、黒バスラスゲのナッシュを思い出しましたね。ホームズとウィリアムの出会い場面は、コミックよりも落ち着いた感じになっていました。今後二人がどうかかわっていくのか、すごい興味が出てまいりました。この調子で続いていってくれればいいなと思います。コミック連載がどうなっているのか知らないのですが、「サイコパス3」のように後半複雑すぎてついていけない話の展開にならないといいなと思います。作画は変わらず安定していていいと思います。 {/netabare}

第七話
{netabare}コミック既読分はこの回までです。ホームズがラストさっそく明晰な推理を披露し、今後ウィリアムの強敵になりそうな気配で終わりました。話は原作どおりで演出もわかりやすく、作画もまあまあ安定していて、よかったと思います。壁紙とかの調度品が、アールヌーボーのモリス商会のものを参考に描かれていて、非常に気品がありました。その昔名劇の「赤毛のアン」では壁紙をそういったものにしたいと言ったために、背景担当者に過酷な労働を強いることになった話は有名ですが、今はデジタル作画でそういった背景設定も難なくうまく作られているようであります。 {/netabare}

第八話
{netabare}このアニメ私dアニでずっと見ているんですが、最初にDVDについているバンダイ?のモアイ像が出てくるんですよ。もしかしてこれもう全話納入済なのかな?アマプラでもこれ出るのかしら?試してみてみようかな。

さて今回はシャーロックに焦点が当たっていて、その相棒のワトソンと下宿のおかみのハドソンさんが登場です。ハドソンさんかなりちゃきちゃきでしたね。今回から二人の同棲生活のはじまりですね、その最初のエピソードはどうやらドイルの原作どおりみたいでした。イギリス警察内の話は、私にはさっぱりわかっていなかったんですが、なんとなく力関係があるような。事件を持ってくるレストレイド警部と、嫌味を言う方・・・名前を失念しましたが、こちらとでなんかいろいろありそうな気配。ドイルの原作ではわからなかったそのあたり、アニメでわかると面白いなと思います。

そんで私は見たことないんですが、犯行現場のダイイングメッセージは実写海外ドラマの「シャーロック」のロゴのもので?やっぱりそのあたりスタッフに入っているんですかね?今はこういうアニメ企画も世界的だからな。もちろんあちらでも放映されていますから。うーんBBCの「コナンドイルの事件簿」を見たとか、赤恥な発言だったかなあ。そんな事が気になりました。

今回はモリアーティ側は最後にちょっと出ただけですが、あの気になることが、EDの最後に出てくる黒髪の男性はシャーロックなんでしょうか?なんとなく別人の人かなと思うのですが・・・・。まだこういうキャラがモリアーティ側で出てくるのかどうか、ちょっと気になって今見ています。 {/netabare}

第九話{netabare}
前回と前後編で解決編でした。私のように不注意で見ている人間には、今回の事件では「辻馬車の御者が犯人」というところしかよくわからなかった。ラストの犯人との取引については、やり取りがよくわかりませんでした。しかしこの辻馬車の謎解きの部分は、どうもドイルのホームズの原作で昔読んだ気がしましたから、それを忠実に再現していたのはよかったと思いました。

モリアーティ側の男の子はしかし忍者みたいでしたね。ホームズ側にも少年探偵団のようなものが出て来て、子供が見ても面白いと思う工夫が出て来たのはいいと思います。今後どう展開するのか、モリアーティたちが計画しているロンドン中を巻き込んだ大きな事件がどんなものなのか、楽しみにして毎回見ていくことにします。 {/netabare}

第十話{netabare}
今回は続きものの第一話ということで、前回の話から出だしはホームズの苦悩とワトソンとのいさかい、後半はヨークに事件の調査に出向いたのの帰り道の列車で、モリアーティと同席して、車内で起きた殺人事件の探偵を競争するというところで終わりましたが、ラスト、ワトソンがまるで犯人のような描写で引きがすごかったです。シナリオがいいと思いました。モリアーティの弟のルイスにも今回はじめてスポットが当たり、今後もいろいろあるのかと思いました。ホームズが前半ああいう態度に出たのも、何か過去に理由がありそうです。そのあたり詰められて描かれたらいいなと思いました。彼がベーカー街で開業する以前のことですね。

それにしてもモリアーティが英語でしゃべる場面は、やはり華がありましたね。何か予知能力で、たった今殺人がされているとかわかっているみたいな態度でした。SFまで行ったらあれかもしれませんが、モリアーティのずば抜けた才能は、そうした設定でしか説明できないような気もします。それと本筋とは関係ありませんが、レストレイド警部がひげそりをされている場面で、昔中学の頃誰の作品だったか失念しましたが、現国の日本の作家の作品で、ひげそりをしていて、つい剃刀で客の顔を切ってしまう男の心理をとうとうと描いた短編小説がありました。ちょっとそれを思い出しましたね。舞台が明治時代の頃でしたから、たぶんホームズの頃でしょう。この「憂国のモリアーティ」は、演出がどうもそうした文芸作品的な感じがしますね。それでは、また来週。これは2クール続きますかね? {/netabare}

第十一話 {netabare}
前回の事件の解決編です。ネタバレになってしまうので、あまり推理については書きませんが、ちょっとモリアーティが証拠ねつ造工作していたのは、ちょっと残念だったかなあ。しかしモリアーティらしいエピソードではありました。汽車で移動している風景とか、うまく描かれていたと思います。ホームズとワトソンが仲直りしたパブの外から覗いていた人物はいったい誰?またラストはイギリス女王の登場で?、謁見していたのはこれまでとは違ったホームズなのでしょうか。はたまた別人?声音は違っていたようですが・・・。いろいろと今後の展開で鍵となる描写が多い回でした。それではまた来週。 {/netabare}

第十二話{netabare}
三か月ぶりに?ですか。二期のはじまりはじまり。新キャラのアイリーン・アドラーですが、声優さんのおかげで陽キャラになっている感じ。某不二子ちゃん風ですね。ハドソンさんとの一触即発は面白かったです。ただ事件はかなり前期よりも複雑になっていて、前期にあった最後に女王陛下に謁見していたシャーロックの謎はまだわかりせんし、シャーロックの兄が登場してモリアーティたちとつながりがあるという話だし、どうなるのかと思います。まだ序盤なのでわからないですね。今回はモリアーティもあまり活躍しませんでしたし、今後の様子見といった感じでした。ではまた。 作画はよかったです。新OPがかっこよかった。二期どうしようかなと思ってたけど、やっぱり続きを見るつもりです。{/netabare}

第十三話 {netabare}
前話とうって変わって、深刻な話になってまいりました。シリアス調が好きなので、ちょっと身を乗り出しです。エドワードと接触したアイリーンですが、機密文書を持っていることで取引しようとします。その機密文書がイギリス政府がフランス革命をコントロールしていたという話で、穏やかではないですね。それと、「貴族」という概念自体を壊したいという話、アイリーンの活動ともリンクしていますから、どうなっていくのか楽しみになってきました。シャーロックは今は手出しができないと言いますが、彼もイギリス政府と何か裏のつながりがありそうです。次回が楽しみですね。 {/netabare}

第十四話 {netabare}
各話感想ちょっと今後はできないか・・・。四月改変で新番組が・・・。今回の話で、フランス革命のロベスピエールが、ホームズ家の御先祖様という話でした。そして、アイリーンがジェームス・ボンドを名乗るとは。死んだことになったアイリーンですが、ホームズは本当にそう信じているのでしょうか。しかし機密書類があっさりと女王のもとに戻ったのはちょっと簡単だったかな?ではまた。 {/netabare}

第十五話 {netabare}
有名なジャック・ザ・リッパーの話から始まりました。そのあと銀行強盗の話。強盗に見覚えがあるというセリフが気になりました。ボンドの活躍は思いがけなかったです。その後、本物のジャック・ザ・リッパーのアフガン帰りの老人がウィリアムたちの師匠であるという話に。幼いウィリアムたちが出て来たのは久しぶりで懐かしかったです。今回はお話の出だしで、まだ話の進展はあまりなかったみたいでした。ウィリアムたち側の話で、ホームズもほとんど登場しない回でした。 {/netabare}

第十六話{netabare}
おじいちゃんがブラックキリコで懐かしかった。あんなに走って大丈夫?まったく年寄りに何をさせるのかウィリアム。ガトリング銃破壊の場面は連携プレーでお見事。「バジリスク桜花忍法帖」でも虫じゃなくてこういう銃破壊方法だったら納得できました。新キャラ登場で話がさらに複雑化に。見たところるろ剣の縁ぽいね実写の。呪術廻戦の目隠しみたいなのしている新キャラもいたしで、モリアーティは安定している。こういう引用の仕方だと、あんまり腹も立たないね。ではまた~。 {/netabare}

第十七話 {netabare}
スコットランドヤード内の冤罪事件の話、ジャックザリッパー事件を解決したということで犯人を逮捕したけれども、それは冤罪だった、それを救うモリアーティたちという話。しかしスコットランドヤード内に、モリアーティ一味と内通しているシャーロックの兄とパターソンという青年がいるということがわかるというもの。なかなか複雑ですね、警察内部でそういう者がいるというのは。今回のシャーロックは活躍がなかったのがちょっと残念でした。 ウィリアムも出番がなかった。なんかほとんどアイリーンが活躍している感じ。そこが残念でした。作画とかは安定していますね。ショットバー?の場面は大人の雰囲気でよかったですよ。 {/netabare}

第十八話{netabare}
今回はウィリアムの孤児院にいた頃の過去話で、シェークスピアの「ベニスの商人」になぞらえた裁判のエピソードでした。この話はボトムズのOVA「赫奕たる異端」でも引用された事があります。 年配の方には懐かしい物語なのでしょうか、昔ラジオドラマで放送したことがあるという話を、かすかに聞いた事がある気がします。それはさておき、幼いウィリアムとしたたかな青年貴族の話、うまくオチがついていてよかったです。ウィリアムはしかしこの頃からもう600ポンドもの大金を稼いでいたのですね。裁判の話よりも、そちらがすごいと思いました。最初にお金の価値を言うエピソードがあり、今の感じで言えば600万円はくだらないのでしょうか。そして最後にチャールズという、新たな敵の紹介で終わりました。

おそらくこの作品は2クール作品だと思うので、あと5話ぐらいだと思います。ラストのエピソードはウィリアムとチャールズの対決になるのでしょうか。シャーロックとはどうなるのでしょうか。作画など今回もよくて、最後まで落ち着いて視聴ができました。 {/netabare}

第十九話 {netabare}
このシリーズは2クール作品なのでしょうか、そろそろ最終エピソードに近くなってきたのかなと思います。

今回はホワイトリー議員という、平等化運動の推進派の若手議員にスポットが当たった話でした。弟の車椅子の少年のサムが、次回に狙われるようです。この弟のこともあってか、公園整備事業で、段差のない公園を提案したという話はよかったです。ホワイトリーの人物像がわかるエピソードでした。しかしホワイトリーの失脚を狙う人間が数多くいるみたいで、爆破犯などおそらくミルバートン卿とつながりがあるのだろうと思われます。モリアーティたちはホワイトリーに援助をしますが、あくまで傍観者の立場でいるようではあります。今後こういう民主派議員と、反対派議員たちとの争いになっていくのかなと思いました。

ただそうした政争劇だったので、今回もシャーロックの出番はありませんでした。うーん面白いけど、ちょっと政治に傾きすぎかも?作画は今回もよかったです。それではまた次回に。 {/netabare}

第二十話 {netabare}
ミルバートン対モリアーティたちという対決図式がはっきりした回でした。ホワイトリー議員はあれで死亡したのでしょうか。なんだかいい人だったから、乗せられたみたいな印象でしたね。モリアーティたちがやはり悪人だなと思ったです。人の命を使い捨てですからね。しかし話としては起承転結がついていたし、視聴者がそう考えるのを見越して、次回は正義の味方のシャーロックが登場するのでしょう。最終的にはシャーロックがひとり残るのでしょうか。安定の、と言ったら失礼かもしれませんね。作画でCGで血痕を工夫していたのはよかったです。ではまた次回。 {/netabare}

第二十一話{netabare}
この回はシャーロックたちにスポットが当たっていて、ドイルの「四つの署名」の短編小説の翻案ものだったと思います。「四つの署名」を読んだのははるかな昔なので覚えていないのですが、おそらくそうでしょう。ただ最後に黒幕がオーガスタ・ミルバートンだというところが違う箇所で、アニメオリジナルだということです。あと三回ぐらいで終わりだと思うので、締めにかかっていると思われます。特に言うこともなく、作画もよかったですし、人気作で手堅いとだけ言っておきましょう。ではまた次回。 {/netabare}

第二十二話 {netabare}
うーんミルバートンをシャーロックとモリアーティの二人がかりで追い詰めたという以外あまりこれと言って話が・・・・。あと2話ぐらいで終わりですねこれ。次回が「最後の事件」だし。かなりはったり風のカット割りだったりして、作画力は落ちていませんが、話がほとんど中身がない感じだったので、感想も書きにくいです。ただモリアーティがシャーロックがはじめて殺人を犯した、それだから自分も殺しに来てくれるだろうというところが、コードギアスを思い出しました。しかしこんな小さい事件で初殺人というのが拍子抜けでしたし、ミルバートンもはったりだけの小物悪だったので、肩透かしだったのは否めません。モリアーティの言っていた階級制に革命を起こす大きな犯罪計画というのも、もう出てきそうにないみたいです。それではまた次回 。{/netabare}

第二十三話 {netabare}
えっ、これでもう最終回ですか?って感じでしたね。いやはや・・・、ウィリアムが手段を選ばない必殺シリーズになってしまうとは思いもよりませんでした。途中でイギリスから働きかけてあのフランス革命を起こしたという挿話があったりしましたから、何か階級制への革命運動でも始めるのかと思っていたら・・・・・。その理由が「疲れた」というのはちょっと拍子抜けでした。それでも作画力が落ちていないのはプロダクションIGだからだと思います。次回はウィリアムとシャーロックの頂上対決という事ですが、なんだか盛り上がりが今一つ・・・。兄想いのルイスが伏せ兵で何かしてくれるかと、それだけが期待値であります。 {/netabare}

第二十四話(最終話) {netabare}
ラストのスイスでの高跳びシーンのオチがよかったけど、それまでの展開がほんともう、終わらせるためみたいな感じで、あれでしたけど、ま、終わりよければすべてよしですかね?「らせん階段を見て黄金比」のシャーロックの最後のセリフは、なかなかよかったです。 テレビシリーズとしてはよくやった方ではないでしょうか。全24話完走できたという充実感はありました。
最後まで作画乱れもなく、演出も標準以上のカット割りで、人気が高かったのもうなずける出来でした。ただ、ラストの貴族と庶民が災害時に手を取り合っての展開は、ちょっと拍子抜けでしたね。ではまたいつか。{/netabare}

投稿 : 2021/06/28
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サンキュー:

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