「オバケのQ太郎(新)[1985年版](TVアニメ動画)」

総合得点
62.4
感想・評価
21
棚に入れた
151
ランキング
4930
★★★★☆ 3.3 (21)
物語
3.4
作画
3.1
声優
3.4
音楽
3.1
キャラ
3.6

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ネタバレ

ace さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まぁ・・面白い方かな

●ストーリーについて
概ね面白い
500話くらい?ある中で一度もあきずに、そしてイヤにならずに一気見できた
面白くない作品にはこれはできない芸当
つまり、面白い
だが不愉快なキャラがちょくちょく出てくるのでそこは少しマイナスかな

●音楽
ところどころ楽しい音楽が印象に残っている・・・
ドラえもんにも印象に残る楽しい音楽があるし
F系作品のアニメって音楽がいいねー

●キャラについて

正ちゃんもQも頭がおかしい
正ちゃんは預かりものの猫を「猫は高いところから落ちても平気なんだぜw」とか言って
2階から放り投げたり
寝ている犬を蹴り飛ばす
「僕は一人で飛べるんだwww」とか言って突然飛行中のQの背中から飛び降りて死にかけるなど
頭がおかしいとしか思えない行動が目立つ・・・
ゆっかりさんにちXこを見られて恍惚とするなど、危ない

Qは姿を消し自転車に乗って、坂道で猛スピードのまま小学生2人に自転車アタックを仕掛ける
近くにいたってだけの子犬をボコボコにする、
うるさいという理由から、野良猫を家の屋根ほどの高さから投げ捨てるなど

Qは「姿を消す」「物体をすり抜ける」「飛行能力」というほとんど無敵の能力を持つが
苦手な犬に追いかけられてもわざわざ犬が襲いやすい高度を保ちながら飛行する
(本当は雲の上に行けるほど高く上がれる)
それに初期は木を根っこから引きはがし持ち上げるほどの怪力設定であったはずが
なぜかのび太並みに弱いことにされる
しかし、話によっては怪力設定が復活したりする

屋根から落ちかけている犬を見ても「犬はいやだ(怒」とか言って無視しようとする、
お見合いを2回もぶち壊す、
人の思い出の写真をぱくるなど
性格は破綻している・・・・
特に、「生き物を高いところから落とす」ということにこだわりがあるようで
俺が覚えている限り、3度か4度、犬、または猫を高いところから落としていた、または落とそうとする
頭が完全におかしい
ドラえもんと違って、家にいて利することがほぼない
大飯ぐらい、大きないびき、頭のおかしい言動、迷惑かけまくりの日常、
ハエ1匹部屋に沸いたらその部屋を崩壊させる、など
ドラえもんはおとなしく、野比家に害をなすことはほとんどしないが
Qはまったく逆

F系アニメ漫画で恐らくもっとも頭がおかしいコンビである
ジャイアんポジのゴジラが男らしいイイヤツであるのが救い

それにQと正ちゃんはそれほど仲がよくないように見える・・・
Qが家出すると涙を流して心配するが
どうもそれほどの仲には見えない
ケンカはのび太やドラえもん、キテレツとコロスケなど、各コンビ当然やるが
Q正ちゃんコンビはなんか、なんだろう
言葉にするのが難しいが「親友」って態度ではない
しょっちゅうケンカするのはいいけど、普段の態度もそっけないというか
仲が良く見えない・・・
Qがまったく嘘つく場面でもないのに、一切信じない正ちゃん
Qへの信用は一切ない
イヤがるQに対し、ゴジラたちがひどい実験をするのを笑って参加していた・・・

また、正ちゃんのパパも頭がおかしく
正ちゃんの兄、新ちゃんをマジビンタ(体罰)する
この時代はまだ昭和だから・・・と思っていたが
めちゃくちゃ速い戦闘機のラジコンをゴジラの頭にぶつけようと追いかけまわす
これはゴジラがよけなければ激突していたので、本気でぶつけようとしていた
相当な速度がでている鉄の塊であるラジコンを何度も小学生の頭を狙い打ちし、追いかける
会社の後輩に研修と題し意味不明な行為をさせる、など
普段はいいパパだがどう考えてもやばい
新ちゃんへの体罰もそうだが、普段から絶対やってるであろう

Q世界では「ハカセ」というスネオ声優がついているキャラがいるが
アホだらけのQ世界の中で唯一の癒し系キャラ
いい味出してたわハカセは
キテレツ以上の天才

U子はあかん・・・
Q世界不愉快キャラ代表
Q世界には不愉快なキャラが多くいるが、U子は最低最悪
「ニャロメ」を出して駄作になった「あ太郎」と同じように
U子みたいな不愉快なキャラは出さん方がいい・・・
なにかと理由をつけてQ太郎やその他キャラを投げまくる
Qを奴隷扱いし、責任の丸投げなど、頭おかしい
が、Qは「愛は永遠」、「U子のいない日常は考えられない」などとどっぷりほれ込む
後日(劇画版)U子がオランダへ行ったことを正ちゃんに伝えられるも、Qはまったく興味なさそうにしていた
愛は冷めてしまった様子・・・
まぁUはどう考えてもクズなので、それでいい

アメリカおばけのドロンパがやばい
よく自分のことを誇り高く立派なお化け、と断言するが、ただの卑怯なクズ
姿を変えて好きな子(P子)にセクハラしまくったり
正ちゃんに化けて、キザオのラジコンを壊し2万の弁償を約束させたりゴジラと決闘を約束したり
特に理由もないのにシャレにならないいたずらをしまくる
もう異常者としかいいようがない
U子に匹敵するゴミキャラ
後日(劇画版)ドロンパがアメリカへ帰ったことを正ちゃんに伝えられるも、Qはまったく興味なさそうにしていた
アニメでもQはドロンパにそれほど興味なさそうだった
ちなみにQはドロンパのことを本人のいないところで「パー」と呼んでいた・・・
最後までQにとってどうでもいいうざいだけのキャラで終わった・・・
U子と同じく、出さない方がいいキャラ

Qの弟Oについて
こいつは赤ん坊なので「バケラッタ」しかしゃべれない
しかし、初期はちゃんと言葉ができないなりに、メモ用紙に文字を書いて、みなと意思疎通をしていたのだ
だがいつからかメモに文字を書くという行為を放棄しだし、みなを困惑させるようになった
まぁ、Oの言葉がわからない→騒動に発展
というように、話の起点、導入としてメモのことはなかったことになったのかな、と思っていたら
俳句の回のように、回によってメモに文字を書いて意思疎通を取る設定が復活したりする
都合良すぎ

●サービスについて
この作品のメイン女性キャラは、正ちゃんのママ、ゆかりさん(Qの妹P子の預かり人)、しずかポジのよっちゃん
以上の3名なのだが
3名ともにパンツがある
ママキャラ(言うまでもなく、ドラえもんでいう野比玉子ポジ)にパンツがある
俺が知る限りF作品でママキャラにパンツがあるのは史上初
洗濯物にかかってるだけですが

そして新ちゃんの片思いの中学生、ゆかりさん(14)にもパンチラがあり
我らがヒロイン、よっちゃんももちろんパンツがある(しかもドアップ多数)
このよっちゃんは脱衣所をのぞかれたり風呂をのぞかれたりサービスが最も多い
ただし!!しずかかと違って乳首が描かれていない!!!!
オーーノーー!!
ま、しずかと違ってブラをしていますので、結構大きいってことで問題ありなのかなぁ
たしかによっちゃんのアップ時にはおっぱいがけっこう大きく描かれているシーンが多々あるし
でもエスパー魔美は・・・

また、mobではあるが身体測定中の女の子数人のパンツいっちょうが見れる
なぜかこのmobには乳首が描かれていた・・・

以上のように、洗濯物とはいえママにまでパンツがあり
小学生のよっちゃんと中学生のゆかりさんにははっきりとしたパンチラがあり
テニスのアンスコシーン、シャワーシーン、脱衣シーンもある
サービスの良さは満点といえる

●余談
劇画Q太郎について
F先生が描いた15年後?か20年後かな?
みんなが大人になったQ太郎世界を描いてるわけだけど
これは描かない方がよかった
少年漫画の夢をぶっ壊してくれた
内容もちょっとひどかった

正ちゃんの両親は大飯ぐらいのQを余裕で居候として養うが
大人になった正ちゃんは、Qを「もう少しで出て行くと思うから我慢しろ」的なことを奥さんに言う(よっちゃんじゃない!)
(元)親友を体張って養う、というな思考はない
子供2人を抱えながらQとQの弟Oを養って、お小遣いまであげていた自分の両親を見習ってほしい
大原家は毎月赤字だった・・・しかしQとOのことを深く想って追い出すなんてことは1ミリも考えていなかった

ちなみに正ちゃんは小学校時代はアホだが大会社に就職している
つまりかなりレベルの高い大学を卒業したと考えられる
彼が落ちこぼれなのは小学校時代だけである、公務員になったのび太と同じ現象
ちなみに学生時代優等生だった兄、新ちゃんは
北海道へ転勤(左遷)させられている・・・

正ちゃんが子供ではないことに気づいたQは、そのまま
雲の上に消えてしまいましたが
Q世界は神成さんやゆかりさんやよっちゃん宅のように、ホイホイとお化けを居候させてくれる人が多いので
トイストーリー3みたいに別の子供の家でまた新しい人生を歩んでいると信じている

俺が夢を壊されたのは
のび太+しずか、キテレツ+ミヨちゃんみたいに
のび太ポジとしずかポジはくっついてほしかった・・・
上にも書いたけど、U子がオランダに行ったということを聞いたQはまったくリアクションがなかった
つまり、もうU子に対する興味はまったくないのだろう・・・
なんだそりゃ、あの日々は一体・・・

wikiより↓
15年ぶりに正太たちと再会し、互いに喜び合うが、
正太が既に子供ではないことを悟ると、誰にも別れを告げずに、オバケの世界に戻っていった

これがQ太郎世界の最後のシーンにして
唯一、F先生が描いたQ世界の未来である

キテレツみたいな未来が良かったな
キテレツは最終話が2種類あって
「悪い方」の最終話は、コロスケはタイムマシンで江戸時代に帰ってしまうが、
「いい方」の最終話は、
将来有名発明家になってミヨと結婚したキテレツだが、
その家にはコロスケがまだ住み着き、近所の剣道道場の師範をしていた
これこそ理想の終わり方でしょ!!

がっかりだよ、F先生!
最後まで少年漫画であってほしかった・・・涙

投稿 : 2023/01/11
閲覧 : 1130
サンキュー:

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