タック二階堂 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
桃と三玖のライト…でもない百合ストーリー。
詳細は公式でも。
体育館の2階で授業をサボって、卓球などをしてまったりと過ごす“ちょっと不良”な安達としまむら。そのライトな百合ストーリーという感じです。
いや、それ以上でも以下でもない初回。あらすじにすると、この程度しか書くことがないですw
このアニメは、たぶん2人の何とも言えない空気感を楽しむタイプの作品なのかなって思いますね。まあ、考えてみれば、こういう構図の友達関係って男子の漫画とかならありましたよね。「ビー・バップ・ハイスクール」とか(コンセプトはぜんぜん違うけど)。なので、百合要素とかを深く考えなければ、高校生の悪友同士の日常ってなストーリーとして楽しめるものだと思います。
安達のCVは「まちカドまぞく」の桃・鬼頭明里さん、しまむらのCVは「五等分の花嫁」の中野三玖役・伊藤美来さん。2人共さまざまな役をやられていますが、あえて、これらのキャラ名を出したのは、演技プランがこれらのキャラに近い印象を受けたからです。どっちの作品も観た人なら「あー、そんな感じそんな感じ」と納得してもらえるかと。モノローグが多いだけに、若手実力派の女性声優らしい、いい演技ではないかと思いました。
作画は初回だけあって、気合いが入っているのを感じました。ただまあ、それは「五等分の花嫁」のときも感じたので、ここから踏ん張れるかどうかだと思います、手塚プロダクションは……。
爆発力はないですが、じわじわと雰囲気を楽しむ系だと思いますので、そういう心構えで観ていけばいいかなって印象です。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
まあ、特にストーリー的なものはないわけですが、とにかくモノローグで語る作品。今回は安達からしまむらへ矢印が向きっぱなしという展開。
とりあえず作画はギリギリを保っている感じ。たまに顔のパーツがバランスを崩していました……が、致命的な作画ミス。
しまむらが宇宙服を着た少女?と釣り堀で並んで糸を垂らすシーン。宇宙服の少女が摩訶不思議な話をして場面転換したら、座り位置が入れ替わります。
宇宙服の少女が不思議な現象を起こす的なことなら、しまむらが「えっ? あれっ? 逆になってる……」とか、そういうのいれると思うんです。でも、何事もなかったかのように場所が入れ替わっているだけ。これはミスでしょうね。やめてよ? これが伏線だったとかは。
安達がしまむらに矢印を向ける展開もちょっと唐突。まあ、これは夢でキスするのを見たから意識し始めたってことなんでしょうけど、少し唐突だなあ。
めちゃくちゃ面白いかと言われると、そうでもないけど、まだ観ていられます。ただ、作画はこれ以上悪くなると、ちょっと厳しいかな……。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
安達はもう、しまむらにデレデレですが、そんな素振りを見せると嫌われてしまうのでは? という感じで、自分を抑えるのに必死です。
一方、しまむらは飄々としていますよ。そんなしまむらの前に、水色髪の美少女が登場。誰よということで、実は宇宙服少女・ヤシロだったのです。
土曜にデー……いや、遊びに行こうとしまむらを誘った安達。待ち合わせ場所に行くと、しまむらと一緒に美少女・ヤシロが。そして、なぜか恋の三角関係となってしまうのことになりますよ。
まあ、安達としまむらだけの話だと、さすがにネタが尽きるからキャラを混ぜ込むのはいいけど、そのキャラがそれ?
3話にして、早くもロクにやることがなくなって困ってる感じ。観ているほうも若干、退屈に感じてきました。見えそうで見えない鉄壁の超ミニスカート&いい感じの太ももとか、頑張っているなというキャラ作画とかで、どこまで惹きつけ続けられるかって感じですね。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追加です。
{netabare}
いよいよ懸念していた作画が、かなり微妙になってきました。こう言ってはなんですが、もうこの制作会社に毎週放送されるアニメは無理なんじゃないでしょうか。
ストーリーも起伏がなくて退屈。今回だって、単にクリスマスプレゼントを選ぶ時に違う友達と出かけているのを見かけて嫉妬し、クリスマス当日にチャイナドレス着てデートして、告白したかと思ったら友達として、で終了というだけの話。
ちょっと、ここらへんで撤退します。百合好きの方にはごめんなさい。
{/netabare}