栞織 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最終回がすごかった
ブラッドシリーズで一番の問題作だと思います。それは最終回が壮絶だからです。プラスもまあまあすごかったのですが、この作品には及ばないでしょう。あのオチを考えた人はいったい誰なのでしょうか。某掲示板みたいなキャラがあんな風に人間を食べるなんて、いったい誰が予想したでしょうか。股裂きもあったし・・・・。それまでの回はまあまあ平均点みたいな感じで、いわゆる妖怪ものみたいな感じで話が進んで、それだけかなあと思っていたので、このラストには驚くしかなかったです。
戦闘場面が毎回あって、この小夜の戦いは血みどろで、それもブラッドシリーズの中では残酷な方だったと思います。優しかった父親を倒さなければならないのも悲しかったし、クラスメイトや教師までもが小夜を裏切るのは悲痛でした。しかしやはりあの喫茶店のマスターが一番あれでしたです。うーんネタバレすみません。CLAMPさんのものではこういうオチはおなじみなんですが、やっぱりそうだった感がすごかったです。キャラデザインはCLAMPさんなので、おしゃれにまとめられていましたね。OPの剣劇はすごいかっこよくて、それは今でもお気に入りです。放映当時は東日本大震災の直後でしたが、ふつうに放映が終わったのも印象的でした。