ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.8
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
夜のサーカスは大陸横断にて
序盤 ええ
中盤 うーん
終盤 えええええええ
この話はとある大陸横断鉄道の中で起きた事件の話
ジャンルは鉄道・犯罪者・微グロ
本作を完璧に理解するのは難しいと思います。
なぜなら、本作は鉄道内での事件の前日談が後日談が超交差しています。急に二年前になったり、事件の後始末になったり、とぐちゃぐちゃです。大分理解するのに苦しみます。
ただノリと雰囲気で物語を展開しているので、頭を空っぽにしてもなんとかなります。そういう私は途中で思考放棄をしました。
続けて見ればよいのかもしれませんが、正直もう一回1から見る気はありません。これから見る方は頑張って((
内容です。
序盤はなんの前触れもなくストーリーが進みます。キャラ説明も雰囲気で察するしかなく、不十分なものでした。なおかつ、雰囲気が同じようなキャラが何体も出てくるので、大分見分けがしにくいです。
中盤も終盤も同じような感じです。前後がぐちゃぐちゃで感情移入がしにくいです。
おそらく前後をごちゃごちゃにすることで、話の付け足しを安易にするという手法でしょう。打ち切りにも連載にも対応しているということです。原作の売れ行きは知りませんが、まぁ制作側からしたら都合のよい手法ですよね。
物語を頑張って整理してもそんな面白くはありませんでした。ただただ前日談が長いだけの茶番です。それをいかにも接点があるように…いやあるんですけど。
描くならもっと端的に、事件を長く濃く、キャラについて説明つきで見たかったですね。
バッカーノとはイタリア語で「馬鹿騒ぎ」を意味するらしいのですが、そのまんまでキャラたちが馬鹿騒ぎするだけのアニメという印象です。なのでキャラは好印象です。特に馬鹿ですけど主人公(?)二人が好きです。馬鹿ですけど。
ただキャラをメインにしているくせにやたらとカップルが多いのはどうなんでしょう…カプ厨か?
とにかく頭空っぽでキャラに着目しましょう
監督は大森貴弘さん。恋風や地獄少女などを担当された方ですね
シリーズ構成・脚本は高木登さん。本作が二回目だそうです
キャラデザは岸田隆宏さん。ヤマトタケルやアルジュナのキャラデザをされたかたですね
劇判は吉森信さん。学園アリスの劇判をされた方ですね
アニメ制作はブレインズ・ベースさん。かみちゅやガンパレード・オースケストラを制作したところですね
作画は良かったです。動きが細かく、動きも迫力がありました。
opは野口茜さん作曲、Paradise Lunchさん演奏の「Gun's&Roses」
edは梶浦由記さん作詞曲、初のタイアップである織田かおりさん歌唱の「Calling」
声優さんは良かったです。キャラにあった演技や声質で好印象です
総合評価 空っぽで