hyoi さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
悲壮感に襲われた作品
正直このヘブンスフィールの三部作は歴代でもTOPのほうで悲しくつらい作品だったと思う。特にこの三章はきつすぎた。
かるくあらすじを言うと、闇落ちしてしまった桜や蔵健が聖杯を呼ぶカギであるイリアを殺すためにイリアを奪おうとし、それを士郎たちが守るという話です。
辛さもあったが今回の作品の見どころは戦闘シーンだったと思う。本当に戦闘シーンがすごかった。まず、史郎対闇落ちバーサーカーの戦いで、普通に史郎がぼろ負けすると思ったのに、史郎がアーチャーからもらった片腕の霊気を開放してギリギリバーサーカーに勝っていたのがすごかったし、戦闘描写がかっこよすぎました。
次にかっこよかった戦闘描写は凛対桜の姉妹対決がかっこよさと悲しさがすごかったです。正直この戦いも桜が圧倒すると思ってました。でも、結果はむしろ凜が圧倒して桜にとどめを刺すところまで行ったのですが桜のことをやっぱり家族だからと殺すことができませんでした。そこで桜の意識が戻り凛と仲直りするところで、桜にとりついていた闇の部分が凜を刺し殺しました。もう闇うざすぎてはらわた煮えくりかえりそうでした!!
次の戦闘シーンでかっこよかったのは史郎対言峰です。やっぱりなという感じでした。最初は史郎に味方していた言峰でしたがやっぱり敵になり史郎と戦うことになりました。言峰の力はフェイトゼロを見ている人なら知ってると思うけどそこら辺のサーバントよりも全然強いです。でもそんな言峰と戦い瀕死の状態で史郎が勝ったところはかっこよかったです。
そんな戦闘シーンの中で、最もかっこよかったのがライダー対セイバーの戦いが自分の中では最高にかっこよかったです。特に作画にも力を入れていたと思うし、最後の反故の打ち合いでは鳥肌が抑えられなかったです。しかも最後はライダーが勝ったのがすごかったです!!!
最後に一番印象に残っているところは言峰との戦いに勝利した史郎が暴走した聖杯(本当はアンリマユ)を止めるために命を投げ出そうとした瞬間イリアが出てきて史郎に有難うと伝えて史郎の代わりにいけにえとなって聖杯を止めました。そのシーンでイリアに号泣したのも束の間ですでに瀕死だった史郎も消えてしまいました。そこからは全部あいまいに描かれていましたが自分の予想ではあの時史郎も死にその魂だけを持って史郎の人形に魂を入れて史郎を生み出したんだあと思います。
この言い方では全く伝わらないと思うので是非見てみてください