栞織 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
重箱の隅をつつくようですが・・・・
この映画はテレビ放映のもので見ました。映画館で見ていないので、悪いですが、どうしても受け付けない設定がありました。それはヒロインが作る「口噛み酒」です。日本古来の風習という話ですが、私はあまり聞いたことがありません。何か南洋の方でヤシ酒をそのようにして作るというのを、海外ドキュメンタリー番組で見たことがありますが、作っているのは原住民みたいな人たちでした。口にいったん入れたものを吐きだして、それを発酵させて・・・・それは神様の飲む酒だからという話でしたが、物語の中では主人公が何年もたったそれを飲んでしまいます。生理的にどうしても「うっ」となってしまって、感動的なストーリーを見ていてもそわそわした気分は収まりませんでした。女子高生が作ったものだから、許されるのか?大画面で紹介してよかったのだろうか?何か「女子高生が作ったものだから」という部分が、昔巷で話題になった、「女子高生が履いたパンツを売る商売」を連想させ、なんとも言えない気分になりました。どうして他の設定にはできなかったのでしょうか?
日本全国で大きな話題になった映画です。こんな事言ったらまずいと思うのですが、どうしても言ってしまいたくて、今書いてしまいました。彗星が激突する話の部分は、SF的でよかったし、タイムリープネタもうまく作られていたと思います。ラストで再会する場面もよかった。ただ、どうしても「口噛み酒」だけが、許せないのです。