鸐 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
9年前!
当時流行ってましたね!
先輩が文化祭でDon't say "lazy"とGO! GO! MANIACを披露してたのを覚えています。
爆発的なヒット作というのは少し引いた眼でみてしまい、当時は観ていなかったのですが、ヒットするには理由がある!と最近思うようになって、PrimeVideoで配信が始まったので観てみました。
1期あずにゃん加入までとこの劇場版を拝見しましたが、このアニメ、想像以上に緩い!軽音部全然練習してないし、お茶飲んでばっかりじゃないですか。
この緩さはハマると抜け出せなくなってしまいそうです。
きらら系列のゆるい癒し系アニメが定期的にバズるのって、独占市場ってのもありますが、大規模のニーズが存在しているからっすよね。
今だとなろう系が毎クール数本存在するくらいの規模で乱立していますが、なんでこっちは類似レーベルが出てこないんでしょう?
同程度、求められていると思うのですが…
少し話がそれましたが、けいおん!内容の緩さに対して、アニメーションは緩さの欠片もありませんね。
手の小ささとか、崩し絵とかあざとい!実写感を出すカメラ演出、ピントずらし、エモーショナルな日差しの演出、細かな視線や、表情のアニメーション。
映像の凄みに気をされてしまいます。
原作を知っていたので余計に京アニクオリティを思い知らされました。
前述のとおり、私は1期の半分と劇場版を観たのみなので、あまり深くは内容を知らないのですが、軽音楽と放課後ティータイムって、ちゃんとつながりを意識して題材にされていたんだと気が付きました。
中身飛ばした自分が言うのも可笑しな話ですが、この映画を見終わった後、この映画は有終の美を飾っていたと、自然に思えるような素敵な内容でした。