蒼い✨️ さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
とんかつは美味しいですが、このアニメは別に美味しくは…ね?
【概要】
アニメーション制作:スタジオディーン
2016年4月 - 6月に放映された全12話のTVアニメ。
原作は、イーピャオ、小山ゆうじろうによって『少年ジャンプ+』で連載されていたweb漫画作品。
1話あたり9分間のショートアニメです。
監督は、大地丙太郎。
【あらすじ】
とんかつとクラブカルチャーを愛するすべての人に捧ぐ、ある少年の青春立志物語。
東京・渋谷の片隅に一軒のとんかつ屋があった。その名は「しぶかつ」
三代目の勝又揚太郎は、店主である父・二打目の揚作のもとで見習いとして働いていたが、
キャベツもろくに切れないと仕事はいい加減、やる気もなく父から叱られる有様だった。
それがある日の夜、とんかつ弁当を届けに行った先は生まれてはじめての渋谷ナイトクラブ。
今まだ味わったことのない最高の楽しさを感じた揚太郎。
「カッコいい音楽も聴けて かわいいコもいる!! クラブ最高!!!」
家族でひとり、とんかつ屋を無断でサボりクラブカルチャーにどっぷりハマる揚太郎だが、
それがアメリカの伝説のDJのプレイに影響を受けたことで、
「とんかつもフロアもアゲられる男になりたい!」
とんかつ職人とDJを両立して一人前になるという夢を持ち、日々精進するようになるのだった。
【感想】
去る9月8日に違法薬物の所持容疑で出演者の伊勢谷友介が逮捕されて、
9月30日夜に保釈された実写映画の原作漫画。
シーンによっては鼻の穴が強調された絵になったり、
鼻水ドバドバになったり、強烈に歯茎むき出しで歯の裏まで見せる、全く好みではない絵面。
『少年ジャンプ+』で最初の3話だけが無料公開(残りは有料)なので、そこだけ読んだのですが、
独自の空気感を楽しむ作風であることを考慮しても、
絵は下手であるし漫画としても面白さが理解出来ませんでした。
その原作の持ち味をそのままに活かして忠実にアニメ化したのがこれなのですが、
揚太郎がとんかつ屋とDJの両方の仕事から学び人間として成長するのを、
軽妙でノリの良いBGMとともに、テンポよくお話が進むのをそんなバカな!
とシュールギャグとして楽しむ?その可笑しみに自分の理解が足りないのか、
アニメで観ていても感情が虚無で笑いも共感も起こらなかったです。
ギャグ漫画ギャグアニメは理解して納得して楽しむものではなくて、
感覚で楽しめるかどうかなので、多分自分には合わなかっただけの話。
日本の渋谷の話でありながらも、
まるで知らない惑星にやってきたかのような気持ちにさせてくれるようなアニメ。
こういうのがアニメ化し実写映画になるのも理解の範疇の外ですね。
まあ、DJの仕事の解説になっていたり、トンカツが食べたくなったりなので、
このアニメそのものは無ではないですね。
作中で人格者のイケメン韓国人が登場するので、
作者のイーピャオ氏が韓国人に思えるのは気の所為でしょうかね?
楽しんでいる人にとやかく言うのもどうかと思いますし、
観ていて好悪どっちにも特に思うところがないですし、
語ることが殆どないのでこれにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。