遊微々 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これはですね、地獄の日常を描いた作品なんですね
これ原作はですね、江口夏実さんによる漫画なんですけどもね。
主人公はですね、鬼灯っていう鬼なんですがね、この男がね、仕事は出来るんですが性格がドSなもんなんですよ。
それでね、この鬼灯が言うこと聞かない亡者や上司の閻魔の尻を金棒でバンバンバンバンと叩きながらね、淡々と日々の業務をこなす様子を描いているんですね。
最初はね、あまりに淡々としてるもんですからね、
どうだろうなぁ~、面白いのかなぁ~
なんて思いながらみてたんですけどもね、じぃーーっと見続けてるとですね、気づいたら1クール終わってたんですね。
いやーみなさん、こんなことってあるもんなんですねー。
{netabare}※今作のナレーションは稲川淳二さんが担当してます。{/netabare}
{netabare}淳二口調疲れる、というかあんま活かせないので真面目に。
地獄という非日常を舞台にしながら時事ネタやブラックジョークを交えた淡々とした日常物。地獄が舞台であるせいか、多少ぶっ飛んだキャラクターとか出てきても「まあ地獄だしな」で済ませられる。むしろ妙に俗っぽい地獄のキャラクターたちにほっこりする場面もしばしば。
個人的には桃太郎が初登場から速攻で見違えるような好青年に更生した様が好きでした。
あと過去の地雷を踏むと一気にキャラが豹変する芥子ちゃんとピーチ・マキちゃんも好き。
OPを覚えると無駄に地獄の名前に詳しくなれます。{/netabare}