タック二階堂 さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.5
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
初っ端っから観る気が失せる作画の東京五輪応援アニメ。
詳細は略。
テレ朝がやっつけのように発注したような東京オリンピック応援アニメ2本のうちの1本です。女子ボルダリングをテーマにしたスポ根系アニメですかね。
開始1分で「なんじゃこりゃ」と声が出ました。安っぽい作画に古くさいキャラデザ。ストーリーもクッソ安易。高校に入学した主人公。なんとなく見つけたボルダリングの壁を触ろうとしたら、部員の1年生に一喝されます。で、なぜか勝負を挑まれ、負けたけど部に入ることを許され、明日は大会ですよと。
主人公は中学時代、ゲーマーの大会で優勝した実力を持つ。それなら、そっちを極めればいいのに、ボルダリングをやるんです。で、たいして運動してないのに、すげえ才能が開花する。
一方、ライバルの子は、楽しそうだからってボルダリングやりたいという主人公が気に喰わず、勝負を挑みますが、その回想が草。「私は小さいころ、登ることの楽しさを知ってボルダリングを始め、努力してきた。ポッと出のやつに負けるわけない」って、いや、お前の始める動機も楽しそうだからじゃん。
作画はひどいし、ストーリーも安易。こんな作画で、巨乳の谷間を見せられてもね。限りなく断念に近い継続。次で判断します。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
まずは褒めます。
1話より作画が良くなった気がします。それなりに女性らしいスタイルで、色気も感じました。
で、あとは離脱理由ですが、とにかくひどい脚本・演出。箇条書きにします。
・4人で何かの大会の動画を観てます。全国一位のプロクライマーが「くるるんくるるんくるるんぱ」とか言いながら登ります。
・で、千葉のクライミング大会。いきなりリアルな描写のでっけえ蜘蛛が登場……かと思いきや、どっかで強いクライマー。オバロのアルベドみたいなフォルム。
・たかだか地方の高校生の大会に、アナウンサー付きのライブ実況。
・主人公の高校の先輩たちは、去年優勝。なのに部員が2人。
・他校の、河合荘のさやかさんみたいな女子(初対面)からアドバイスもらって、疑いもせずに実行してフォール。
・主人公のライバルが、嘘教えた女の子に「見てなよ、ウチの主人公のクライミングを」的なこと言うけど、昨日出会ったばかりじゃん。
・ラストに他校のライバルたちをワンサカ出しますが、どいつもこいつも気持ち悪くて魅力がない。
まあ、もっと細々とツッコミどころが多いですが、ザッと挙げただけでもこんなに。
こういうスポーツ物ってライバルに魅力がないとダメですよね。紹介された連中の、まあ魅力のねえこと。変なレディース暴走族みてえのが出てきた時、これはダメだと悟りました。
というわけで、ここで離脱します。お好きな方にはごめんなさい。
{/netabare}