アンデルエレーラ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ハンバーガーでも牛丼でも好きなだけ奢ってあげるから
完走した時点で、楽しめてはいるのです...
ですが... うーん...
「何でもありのバトルシーン」が私には辛かった。
①〜20話
{netabare}SAOの魅力は、仮想世界での人間ドラマ、そして現実と仮想の交錯であって、
バトルシーンは極端に言えば、おまけだと感じています。
日常に対するバトルの比重が重くなった今回は、
いまいちだったなというのが個人的な印象です。
「戦闘における伏線」がまったくないんですよね...
なぜ相手を上回ることができたのか、なぜ相手に敗れたのか、
そこに精神的な根拠があったとしても、戦闘的な根拠が薄い。
その他にもツッコミたい点は山ほどあるのですが、
何でもありの展開と後付けの説明が悪目立ちしてしまった気がします。
とにかく私にとって熱いストーリーではなかったです(._.)
そもそもアンダーワールドの闘いは、そこの世界の人々で決着をつけて欲しかった...
アスナ他、いつものメンバーを投入せず、
「キリトとアリスの物語」を見たかったという思いもあります。{/netabare}
②21話〜23話
{netabare}人工知能との共存を模索する終盤の物語。
言いたいことは分かるのですが、一気に話が大きくなりすぎてはいないですか?
これがSAOなのだと言われればそうかもしれませんが...
アリスは可愛かった...可愛かったけども...
いっそのことアンダーワールドは消滅した方が...
悲しい結末ですが、何か強烈なメッセージを残せたとも思います。
あれっ私何かひどいこと言ってますね⁉︎ {/netabare}
とまあ、ここまで不満を述べてしまいましたが...
断念した作品が多かった夏アニメの中では、
完走した数少ない作品の一つです。
ボトムアップ型AIをテーマとし、
人工フラクトライトの世界を舞台に選んだ点は面白かった。
次の章がアニメ化された際には、追い続けることに変わりはありません^ ^