遊微々 さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
MAPPAの制作陣に・・・感謝の意を伝えねば・・・な!
芥見下々原作の現在週刊少年ジャンプで絶賛連載中の作品。
現連載陣の中でもとりわけ抜きんでた作品であり、このアニメの出来次第ではポスト鬼滅の声も囁かれている。
1話放送開始時くらいにどうなるだろうと思ってましたが、想像以上に反響が大きかったようでマジでポスト鬼滅みたいになっちゃいましたね。
もう私から言えるのは素晴らしい仕事ありがとうございましたということに尽きますよ。とにかく作画が素晴らしすぎた。
鬼滅程ではないにしろ、呪術の原作も若干線の粗さがある漫画なので、アニメでは雰囲気をそのままにより洗練してくれたと思います。(一応フォローしておくと呪術原作は動きの描き方とかは凄く上手いのでアクションシーンは見易い、なので下手というわけではありません)
ちなみに例によって原作は連載1話目からリアルタイムで継続して読んでます。最近はまあとにかくすげえ展開になってます。
まあぶっちゃけそんなことはどうでもいいと言えばどうでもいい。アニメに関しても見たいシーンだけ見てただけで全部は見てない飛び飛びの視聴なので特に深く語ることも無し。作画素晴らしかったことと、野球回が原作以上にちゃんとやってたことがあえて語る評価点、内容に関しては今さら私の方が言及することもないでしょう。ストーンと違って今までにない斬新な設定が売りというわけではなく、既存の少年漫画の下地を独自の味付けでお届けしてる作品ですのでね。面白いとかより好き嫌いの方が強く出る作品だと思います。ちなみに私は大好きですはい。
今作の成功が表す重要な要素は2つ。1つ目はもちろん、祝!映画化!!
うおおおおおお!!!!高専映画化じゃああああああああ!!!
これは放送中からずっっっっと望んでいたことでしたからね!実を言うと本作、元々は本誌での連載以前に季刊誌の方で芥見先生が描かれた短期連載が最初なんですよね。その名も『東京都立呪術高等専門学校』。内容自体は今作の前日譚に当たる内容でして、作中でも少しだけ触れられた乙骨が主役を務めている作品です。この作品の続編が今作『呪術廻戦』ということになりますね。
で、この呪術高専が面白いんですよ・・・
実は連載初期の呪術は個人的にあんまり注目してなくて(テンプレ要素と既視感強くて打ち切り候補だと思ってました)、前身作品である高専の方を読んでから見る目が変わったんですよね。こんだけ面白い短編描ける人なら絶対大丈夫だ!と思って。予想的中。
公開前からあんまりハードル上げるのもどうかとは思いますが、個人的には1エピソードとしては無限列車編より遥かに上。クオリティと宣伝次第ではもしかしたら鬼滅超えるんじゃね!?という思いがあったりなかったり、流石に無理か・・ww
でも100億いくとは思いますね。というわけで、要チェックや!!
(とか言ってたらねー?100億いったでしょ?)
そして2つ目。鬼滅に次いで呪術がこれだけのヒットを飛ばした、ということはですよ?当然MAPPAサイドとしても次に放送するジャンプ作品もやはり手を抜けないということになりますよね?そしてMAPPAといえば呪術だけでなく『ドロヘドロ』をあのクオリティで製作したという実績もありますよね?
となれば当然、あの大本命に対する期待も必然的に高まるというわけで・・・
鬼滅の刃?呪術廻戦?こんなもんは前座です前座。これからやってくるあの圧倒的なセンスと狂気の前には霞みます。10年代のジャンプで奴に対抗できたのは超王道ジャンプど真ん中の火ノ丸相撲だけ、センスでは並ぶもの無し。
さあ、そろそろ聞こえてきませんか?奴のモーター音が・・・
{netabare}チェンソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!{/netabare}