「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 2nd(TVアニメ動画)」

総合得点
76.2
感想・評価
506
棚に入れた
2339
ランキング
733
★★★★☆ 3.6 (506)
物語
3.3
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.6

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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リズベットの影がどんどん薄くなっていく

SAO3期の第3部。
コロナ禍で延期しましたが、ようやくの放映でした。
2部の続きで、カウントも13話からになっています。(ただし、最初の話はこれまでの総集編のため、12.5話扱い)
総集編は挟まりますが、あくまでも、前クールを見ていた方向けのプレイバックになっているので、先に過去作を含めて視聴しておかないと十分に楽しめないと思います。

前作ラストのアンダーワールド大戦の続きからで、リアルワールドのいつもの仲間たちや、戦争兵器としてアリス奪取を企む民間軍事会社が入り交じって、アンダーワールドを舞台に戦闘を繰り広げるものとなっています。
過去作の仲間達が次々登場してキリトたちの窮地を救うのは、SAOではもはやお約束ですが、本作の最終戦は特に顕著にあると感じました。
"ピンチになる"→"おなじみのあの仲間が登場"がパターン化されていて、パチンコの確変演出のようだと思いながら見ていました。

また、今回はSAO、ALO、GGOに加え、劇場版や、アリシゼーション内で倒れた過去の仲間も駆けつけるので、登場キャラがやたら多く、私のイチオシのリズベットの影がどんどん薄くなるという悲しい事態になっています。
満を持して派手に登場したのにあっという間に返り討ちにあって消滅するキャラもいたり、最前線プレイヤーがたくさんいるのに何故か強敵と戦う時は1対1で周りは見物していたりなど、無駄な尺や不自然な場面もあったように思えます。
「スリーピング・ナイツ」のメンバーとか、全員アスナとタメ張れるレベルで強いんじゃなかったかと思うのですが、悲しいかな余裕のモブ化です。
敵の軍勢がそれほど強大にも感じないんですけどね。
敵のトップもあっさりやられた感じがあって、ちょっと肩透かしでした。
過去ボスのような変態カリスマ性が感じられず、さらったアリスの全身ぺろぺろするようなシーンが無いのが逆に意外です。

2部も含め、個人的にはUW大戦はイマイチに感じましたが、終盤の展開は近未来SFとしてすごく楽しめました。
SAOは設定やテーマ性がしっかりしていて、見ていて感心することが多いです。
そういう意味で、期待以上の内容でした。
見れてよかったと思います。

投稿 : 2020/10/03
閲覧 : 223
サンキュー:

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